企画力
昨夜は事業計画手法の第2回目を行った。
書きながら聴いているBGMはなぜだかショスタコーヴィチ交響曲第11番「1905年」。バルシャイ指揮ケルン放送響の演奏。朝からヤケに暗い曲を聴いても、なぜだかさわやかな気分になれるのであった(^^;
Symphonies Shostakovich、Barshai、Wdr Symphony Orchestra
講義の際にはもちろん事前にしゃべること、議論したいことなど大雑把には決めてはいるが、いざ始まったらどういうふうになっていくかは、その「場」 にもある程度まかせているところもある。
その時に話していたことを応援してくれるような本に、たまたま手が向いていた。
田坂広志『企画力 「共感の物語」を伝える技術と心得』
田坂氏の本はどの本を手にとっても、簡潔で簡単な言葉によって書かれているけれど、実に深みがある。
だから、誰にでも日本語として簡単に理解できるからといって、誰でも現場でそのように実践できるかというと、まずほとんどの人が実践できないだろう。
なぜなら、田坂氏の求めるだろう戦略論や組織論などの知識と実務経験のレベルがとても高いものを設定されているから。
本書に表面上の言い回しが少し似たようなコンサルの書いたビジネス書も、こういうスタイルが「流行っている」ためなのか一部見受けられるのだけれど、田坂氏の表現を借りるとすれば、それら他の企画力について触れられた似て非なる本は「言葉が軽い」。
いくら文学に接することで本を書く表現力を磨いても、ビジネス書を大量に読破していったとしても、田坂氏のような本にはならないのだ。
ちなみに、田坂氏の考えとミンツバーグの考えとは、田坂氏が一言も発言されていないながらも、多くの共通点が見受けられる。
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