2006/03/25 土曜日

愛と感動のレストラン「カシータ」

Filed under: 読書 — 咲本 @ 23:57:11

お世話になっている京仏具の小堀専務さまから、ありがたいことに高価なDVDを貸していただいた。

高橋滋氏DVD『90分間ビジョナリストの教え
〜あなたの夢をかなえる魔法の時間〜
あなたにできないことはない!
〜伝説を生み出す
「愛と感動のレストラン」を創った男の成功哲学〜』

ゲスト講師:高橋滋[レストラン「カシータ」オーナー]


カシータのホームページ

このDVD撮影当時は六本木ヒルズ近くのレストランで、現在は青学向かい側あたりに敷地面積を大きくして移転されたようで、先日の東京行きの際に訪れてみたかったけれど、実現できずに残念な気持ちでいっぱいであったお店のオーナーのインタビューである。

ホームページでコースメニューを見ても8000円〜12,000円と決して高いとはいえない価格体系であるにもかかわらず、130坪もあるお店が連日予約でいっぱいであるとのこと。

ただ単に満員であるということだけであるなら、東京のレストランの中にはたくさんある。

注目すべきはお客さまの中に感動のあまり涙を流される方が毎日のようにいらっしゃるということ。

一流料亭や高級ホテルでも普通は得られない、そのようなサービスを提供することのできるレストランに育て上げていくことのできたいくつものヒントが語られているのだが、箇条書きで列挙するのはDVD発売元からクレームがくるといやなのでやめておこう(^^;

ひとつだけ書いておくと、高橋オーナーが世界でも超一流といわれるサービスを客としてたっぷりと受けてきた経験が活かされていること。

話をお聴きしていると、普通の人からするととても贅沢だと思われるくらいのサービスを経験し続けてこられたことがあってこそ、顧客の心に響くサービスを実践できるお店へと育てていくためのリーダーシップが執っていけたのだと思う。

それと(あっ、二つ目か?) 、飲食店ではなくサービス業をやっているんだとの明確な意識があるというところ。
超一流といわれるところは、味の良さ(というのは主観的なものであって100%はありえない) や、建物・インテリアの豪華さ、はたまたお店の伝統と格式といわれるものに頼っていて、本当にほっこりとくつろげて、かゆいところに手の届くおもてなしを受けることがないと高橋氏はいう。

一流以外であれば、手抜き・スキだらけのサービスという違った意味でのくつろいだ感じ(くたびれ感?)があるか、オーナー自体のレベルの低さも顧みることなく、一流店ではないがゆえに一流の人材が集まらないという、全く言い訳にならないことを理由に人を育て導いていくことをしていないオーナーばかりなのが現状なのだろう。

高橋氏は主にレストランについて語っているのだが、「飲食業ではなくサービス業である」との考え方は、ほかの業種にも言えることであって、例えばであるが、タタミ屋さんが「タタミ製造業ではなくサービス業である」と捉え直し、一流のサービスをお客様に提供するにはと発想し始めると、いわゆるタタミ屋さんの事業コンセプトそのものも大きく変わることであろう。

でもこれは「要は客の喜ぶ手厚いサービスをすればよいのでしょ」と、コンサルタントが理屈で理解してクライアントに指導するといったことが簡単にできるものでもなく、高品質なサービスを数多く体験してきたところがないと絶対に無理だろうな。

体験がものをいってくるという高橋氏の考えには賛同できるし、私自身も全く不十分ながら日々心がけているところでもある。

ここはとても重要なところで、世のコンサルタントの多くが知識を詰め込んで何とかしようと思っても、日々の良質な体験を重ねることをおろそかにしていると、ロクなコンサルにはならないのではと思ってしまうところ。
20代のコンサルって、大手コンサルティングファームにいっぱい見かけるが、彼らの少ない経験だけでお仕事は大丈夫なんだろうか?
って他人のことを心配する余裕なんてないけど(^^;

てなことで、高橋氏の説を料亭やら割烹でおいしいものをいただいたり、一流の音楽を聴いたり、ちょっとオシャレなホテルに泊まったり、ビジネス書以外での良質な読書体験をしたり‥‥、という生活を続けるための言い訳にしておこうっと(^^;

ちなみに、↓も近々読んでおこうと思う。

I am a man.―チームワークと顧客第一主義がポイント!奇跡のレストラン「カシータ」の作り方『 I am a man.―チームワークと顧客第一主義がポイント!奇跡のレストラン「カシータ」の作り方』


2 Responses »


コメント

  1. 咲本様、ありがとうございます。
    早速ブログに載せていただいて感謝です。
    さすが鋭い分析ですね~、おどろいてしまいます。
    私も、ぜひカシータ行ってみたいと思います。
    『感動の仏壇工房見学』を極めるためにです。

    コメント by 小堀 進 — 2006/03/26 日曜日 @ 06:27:37

  2. 『感動の仏壇工房見学』、期待いたしております!
    今回は貴重なDVDをお貸しいただきまして、ホント感謝いたしています!

    コメント by 咲本 — 2006/03/26 日曜日 @ 07:23:00

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