原丈人『新しい資本主義 希望の大国・日本の可能性』

原丈人『新しい資本主義 』(PHP新書)

原氏には7~8年くらい前に京都商工会議所にて膝詰めで直接お話をお聴きする機会があり、それ以降人格的にも思考の深さ・鋭さもすごい方だと認識してきた。

その原丈人氏の著作を遅ればせながら拝読。

原氏はシリコンバレーを中心にベンチャーキャピタリストとして大成功された方ではあるが、早くから金融資本主義・株主資本主義的な流れではダメだと警鐘を鳴らしてこられた方である。

本書ではそれに代わるものとして公益資本主義なるものを提唱されている。

2009年に出た本ではあるが、すでにWEB2.0的なものを追いかけることがこれからだというのもバカげていると見透かされており、

そのような議論を見て興奮するのは馬鹿馬鹿しいことであり、正しくは「これでコンピュータITの時代の終わりが始まったのだ」と読むべきなのである。

と書かれている。

そのような後追いばかりをするのではなく、日本は次にくるコア技術をおさえようとすることがとても重要であり、そのコア技術をおさえることによって周辺のサービスもおさえることができるのである。

そこでキーとなるのがPUC(Pervasive Ubiquitous Communications)アーキテクチャーというコンセプトであり、そこで主導権を握っていくのは最も日本がふさわしいと説いておられる。

自ら早い時期から投資もされておられ、とても説得力がある展開。

Web系のお仕事をされていらっしゃる方々も、「馬鹿馬鹿しい」などと言われてしまったら、ムッとされる方もいるかもしれないが、一読されるとものすごく説得されるのかなと思う。

カテゴリー: 読書 | コメントをどうぞ

不可能性の時代

大澤 真幸『不可能性の時代 』(岩波新書)

う~む。少し期待して読んだだけにつまらない。

他の書籍に依存しすぎだし、自分自身のよって立つ哲学的な基盤がどうなっているのよと問いたくなる。

展開が饒舌で冗長だし、いったい京都大学はどうなったんだと言いたいくらい。

あまり売れてないようだが、それは正解で読むに値しないと思う。

 

カテゴリー: 読書 | コメントをどうぞ

坊主頭

GWに入るタイミングで生まれて初めて坊主頭に。

カテゴリー: 雑記 | コメントをどうぞ

Bar Androidでストレッチ

スマートフォン関連の情報交換の場ともなっている渋谷のBar Androidに初めて訪れた。
ちなみに毎週月曜夜だけオープンし、場所もとてもわかりにくいところにある。
でも取材が入ったり、口コミ・ネットコミの効果も大きく、いつも満員状態となるらしい。

目的はカラダの凝りをほぐしたくRubyストレッチを受講すること。

Rubyさんとはかれこれ8年くらい前に京都でお会いし、その後何度かお会いはしたことがあるが、今回は3年ぶりくらいかな。

このお店の中心人物であるKabayanさんとも3年ぶりくらい。

カラダもポカポカしてきて明らかにほぐれた感が出た後はビールストレッチでココロもほぐす(笑)


カテゴリー: 食べる・呑む | コメントをどうぞ

今村仁司『貨幣とは何だろうか』

幣とは何だろうか』 (ちくま新書)

今村仁司氏の新書ながらかなり重要なポジションとなる著作。

書名から経済学関連と思わせかねないが、実は社会哲学書。

貨幣の実体としての素材的側面や、商品交換の際の機能的側面を取り上げるのではなく、人間に普遍的な「媒介形式」としての貨幣として研究した書である。
これは著者が暴力や差別といったことについて社会哲学的に研究を積み重ねてきたところに行き着いた最終地点のような気がする。

本書を新書だからといってナメてかからないように。

ものすごく根源的なところを押さえている生涯のベスト100書籍の一つに必ずなりそうなものである。

カテゴリー: 読書 | コメントをどうぞ

GWの過ごし方

3日は終日おうちでゴロゴロ、4日は外出モード。
昼メシは予約していたホテルオータニの鉄板焼屋でステーキ、ランチとはいえ1時間半ビールも飲みながらまったりと。

当初は自転車ですぐ行けるロイヤルパークホテルの鉄板焼き食べ放題を予約するつもりだったが、予約満員のため断念。

でもそれによってホテルオータニに変えたおかげでおいしく楽しい時間を過ごすことになってよかった。

 

昼間からビールを飲んだ勢いでメインバーであるOrchid Barへ。 

彼女のオゴリでドライマティーニを。 
彼女は何だったっけ、ミントジュレップのライムベース版のカクテルを注文していた。とてもしっかりとした茎を持ったミントがたっぷり使われていた。
昼間から堂々と飲める場で酒を飲み、お互いにっこり。
でも、このBarの持つ雰囲気というのは不健康極まりないなあ。
それがこのようなお店の魅力となるわけだろうけど。

ステーキによってたっぷり油分を摂ってしまった2人は、さくっとホテル内イベントに立ち寄りつつ、なんとホテルから銀座まで徒歩移動を決行!

これで高級牛からたっぷり摂った脂肪が消費され、肌などに必要な脂肪分だけが残るイメージを抱きつつという感じ。

銀座に到着した私たちは、7丁目の銀座ライオン本店へ。

彼女は20代の頃から何度も行ったことがあるらしく、私も知っておけば、関西からの訪問者にも紹介できるだろうとのこと。
さすがに同じビールを飲むにも、築77年のビアホールはいい雰囲気を醸しだしているものだ。
銀座に向かう途中には、ふと立ち寄った畳屋さん?のようなお店の土間に展示されていたい草の食品置き用ラグを購入したり、オークラでパンを購入したりということもあり、さらには銀座で三越のウインドーショッピングをしたりといったところ。
想定をはるかに上回る充実した休日となった。

5日は6日からの準備と読書三昧となる予定。

カテゴリー: 食べる・呑む | コメントをどうぞ

初IKEA

日曜日は船橋のIKEAに初めて行った。

いや~最後の会計まで順路どおり歩くと、かなりの距離を歩くことになり、疲れたなあ。

買ったものはキングサイズのベッドやソファ、コーヒーテーブルといった新生活を送っていくにあたり、最低限必要な家具類。

もちろん持ち帰らず引越し日に配送指定。

次週あたりに照明を入手すれば、これでひと通り必要なものの手配が済む。

カテゴリー: 雑記 | コメントをどうぞ

リッカルド・シャイー指揮のブル8ライブを聴きにいく

金曜は早々に仕事を切り上げて、大急ぎでサントリーホールに向かう。

そう、リッカルド・シャイー指揮、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団のブルックナー交響曲第8番のライブを聴くためだ。

期待できるようなできないような、まあでも少なくともオケは立派だし、、、といった複雑な気持ちで会場に臨んだ。

聴き終えての率直な感想としては、なかなかの好演ではなかったかと思う。

第二ヴァイオリンを舞台向かって右側に第一ヴァイオリンと同数配置し、指揮する姿を見るに、明らかに第二を重視している。

また、チェロを正面に据え、こちらも重視。
全体的に中低音を充実させるバランスを取っていることが明らかに見て取れた。

中低音といえば、チューバやワーグナーホルンも、驚くほどパワフルであった。

ティンパニーがやたらとアクセントとして強調されていたが、私の感覚からすると音が大きすぎる。

サウンドを楽しもうとする人間からは邪魔になる。
ロック音楽ではないのだから、もう少し控えめにできなかったのかな。

ライプツィヒ・ゲヴァントハウスといえばドイツ最古のオケであり、いぶし銀のようなサウンドかと思いきや、今回のライブでは全然そんなことはなく、色気があるというか、シャイーがあらゆる楽器にパワフルさを求めるからなのか、華やかな印象さえ受けた。

第1楽章はピアニッシモの音量があまり小さくもないのでダイナミックレンジに欠け、フレーズごとの表情も大きく変わるわけでもなく、その分骨太ともいえるわけではあるが、特に何とも思わず流れていった。

ところが、第2楽章のスケルツオに入った途端、状況は一変。

第2ヴァイオリンを中心として普段は聴こえてこないフレーズが聴こえてきたり、オーボエによるアクセントが妙に効いていたり、シャイーらしさが見事に発揮されていた。
しかもとても理にかなった構築美を感じることができた。

傑出すべき奏者としては、ファーストホルン、ファーストトランペット、ファーストフルート。

特にファーストトランペットは、よくぞバテずにフォルテシモであれだけの音量で吹き続けることができるなあと感心。

日本人の奏者では身体的に無理な領域だ。

ひとつ気になったところとして、シャイーのブルックナーは「美しくない」。

これはけなしているのではなく、おそらくブルックナーの楽譜をそのまま演奏したらサウンドが濁ってしまうであろう部分を、そのまま濁らせて表現しているのではないかということ。

全体としては第1・3楽章がいまいち、第2・4楽章が強烈にすごい。

ゆったりテンポよりも、早めのテンポでの表現が得意ということなのだろうか。

演奏終了時には、長い沈黙の時間があり、その後大喝采となったので、たっぷり余韻に浸れる時間が得られた。

今回聴きに来られていた聴衆は、よいマナーを持たれた方ばかりでよかった。

拍手喝采は鳴り止まず、それは楽団員退場後もずっと続いたので、指揮者のシャイーが改めて挨拶に登場ということになった。

そこまではよいのだが、私が会場を出ようとして目撃したのが、サイン会の行列。

今どき、クラシック界にあっても売っていきたい指揮者は、そんなことまでするのか?
私はさっさと会場を後にしたが、こういうことって何か気に入らない。

ちなみに当日のライブは、3/18のNHK教育テレビ「芸術劇場」で紹介される予定。

カテゴリー: (主にクラシック)音楽 | コメントをどうぞ

すごい中華料理

昨日は予定通り、川崎市にお住まいの彼女のお兄さん(次男)夫婦のお家に出向いてご挨拶させていただいた。
とても暖かい雰囲気の家庭で、私たちもこのようになりたいなあと思った。

お家ではいきなりビールが出てきて飲んでいたせいか、帰宅の途中、妙にお腹が減っており、彼女と二人で前回満員で入れなかった自宅近所の中華屋へ直行。

「虎穴(フーシュエ)」というお店でモダンな店づくり。

http://r.tabelog.com/tokyo/A1302/A130204/13098919/
何よりも日曜にこの界隈で営業しているお店が少なく、そんな時にやってくれているのが有り難い。
地元の人間や近隣に勤務している人間でないと、わかりにくい立地にある。

どうやらランチメニューの坦々麺が人気で行列ができているようだが、夜はそのメニューもなく、お酒を飲みながらの別のスタイルとなっているようだ。

率直な感想として、「ビックリするほど何もかもおいしい。」

中華の創作料理としては日本一かもしれない。

一つ一つの食材の本来の味をしっかりと味わうことのできる、油まみれでコテコテの味付けの中華とは根本的に一線を画したものを提供してくれる。

例えば、旬の野菜の炒めものでは、タラの芽、アスパラガス、ふきのとう、新じゃがいも、菜の花等が出てきて、それぞれの野菜のうまさがきっちりと味わえる。

そのほか、別メニューで頼んだ中にあった極厚しいたけやたけのこもおいしかった。

また、デザートでクリームブリュレのようなものを注文したが、これまた絶品で、甘いものが苦手な私も思わず堪能してしまった。

私の甘いものが嫌いというのは、いい加減な作りをしたスイーツを食べて甘いものを嫌いだと勘違いして、食べず嫌いをしてきただけであって、良い素材を惜しみなく使用して味を追求したものなら、おいしくいただけることを感じさせてくれるのに十分なものであった。

お店はこちらの味の良さを知った近隣在住の方々の予約が入るから、突然訪問しても満員で入れないことも往々にしてあるかと思う。

ほかの方が頼んでいたものに、とても食欲をそそられるものがいくつかあったので、また改めて彼女と喰いに行くことに決めた。

カテゴリー: 食べる・呑む | コメントをどうぞ

関係者へのご挨拶を開始

今週には、私の東京での親代わりともいえる方へ、彼女を連れてのご挨拶。
明日の日曜には、彼女のお兄さんへのご挨拶が待っている。

また、3月下旬までに彼女と同居するための物件探しもスタート。

かなり慌ただしい感じになってきた。
でも結婚を前提にしているだけに最低限のプロセスは絶対にないがしろにはできない。

そんな中、先週の日曜は物件内見を彼女と済ました後、どうしようかと話し合った結果、浅草に出かけることにした。

お目当ては、ガラス食器のお店。

ここで彼女と今後かなりの頻度で飲むことになるであろうシャンパン用のグラスを購入。

決して高級品ではないが、このお店の職人の施した江戸切子も若干入っている。

その後、浅草見物。

画像のとおり、アサヒビール本社の黄色のウンコ状のものが見える橋上では、東京スカイツリー見物の客をたくさん見かける状態。

私がまだ未訪問だとのことで、私たちが向かったのは浅草寺。

気づいたのは、京都のお寺のように寺がメインでその他のショップがサブという関係ではなく、お寺がサブで参道のお店がメインとなっている姿。

これっておかしくない?

それはさておき、彼女がここの名物が「揚げまんじゅう」だということで、1つ買ってもらって2人で食す。

甘いものは苦手だが、まあこれなら喰える。

この周辺をうろつくと、猿まわしをしているおねえさんがいるし、紙芝居をやっているおじさんもいる。

境内を離れると、近くにある場外馬券場目当ての競馬新聞を持ったおじさん達がたむろする屋外飲み屋がたくさん存在。

そこから移動すると、今度は軒先の屋根部分と入口部分とを透明ビニールで囲うことで店内面積を増やしているお店群が登場。

こちらも平日の日中であれば、競馬ファンのおじさんや職業不詳で酒ばかり飲んでいる人達ばかりなんだろうが、日曜ということもあって普通の人達で混雑していた。

その日の締め?は、自宅近くに戻ってラブホで一泊。

部屋が狭いので同居するまではラブホは重要?!
カテゴリー: 雑記 | コメントをどうぞ