ファジル・サイのバッハ(+おまけの教訓追加修正)
ピアノ曲なんてほとんど聴かずそれほど好きでもないのに、グレングールドとファジル・サイだけは別格。
ファジル・サイの5枚目購入アルバムがAmazonから届いたので聴いてみた。
過去にイロイロ感想を書いているので↓詳しくは省略するとして、今回もスピード感あふれるスリリングなバッハを堪能させていただいた。
http://blog.tokeidai.net/classical_music/fazil_say_3albums/
http://blog.tokeidai.net/classical_music/clasical4/
[本日の教訓]ビジネスにおいて近寄ってきて知恵を万引きだけしていく人には「泥棒」と言って、その行動を気づかせてあげよう(^^;
でも決して軽蔑はしてはならない。
きっと、私自身がそんな人間にならないようにと、よい見本を示してくださった大切な方なのだから。
しかも、指摘していることは、相手の中の自分に言っているのだ。
「私」というものを「一個人のエゴ」の範囲内にとどめて考えると、こんなことを言うのは明らかに損であって、普通ならいわゆる処世術に従って行動していくことがよい振る舞いとされている。
しかし「私」という概念を拡大していくと、まわりのもの、まわりの人間も全てが「私」ということになってくるのである。
究極的には世界の人口は1人ということになる。(高度に哲学的なのでわかりにくいかもしれないが。)
その拡張された私の中にある一部分に向かって言っているのだ。
つまりは相手に指摘しているようであって、実は自分自身に対して言っているわけなのだ。
私のそういう部分を直さなければという思いを抱いて話しているが、相手にはそんなことは全くわからない。
相手は何のことだかわからずポカーンとする場合も多い。
またある時にはバレてしまったがゆえに、今まで自分自身でも気がついていなかった本性を露わにしてくることもある。
はたまた開き直られることもある。万引き犯が捕まった際のテレビ映像でお馴染みの「カネさえ払えばいいのでしょ。カネくらいいくらでも払うがな。」と。
いずれにせよ、ご本人は指摘されてわかったつもりにはなるわけだが、本当のところはすぐには何もわかってはいない。
で、どうされるかというと、このお店の店主はうるさいので今後はあまり出入りしないようにして、見て見ぬふりをしてくれたり大目に見てくれたりしそうな他の店に移って、そこで万引きを続けようとされる。
ちなみに指摘された際に謝罪される場合が多いわけではあるが、心の底では「うるさいヤツやなあ」とか「腹立つなあ、むかつく」と、長期間にわたって私が恨まれ続けることになる。
表面上はそうとはわからないように。
すぐには私が指摘した意味はわからずとも、私のほうからすれば確かに「種を撒いた」わけなので、そのうちまたは場合によれば数十年、場合によれば生まれ変わった後になってわかる時期がくる。
その間、心の底で私はずっと恨まれ続けることになる。
こんな損しかしそうにないことは、普通は誰も行わない。
その理由は損するから!
最も明確なのは、例えば経済的なことでいえば相手からの私の仕事が減る、またはなくなるであろうということ。
そんなことは枝や葉のことであって、本当につらいのは、恨まれ続ける私がその怨念によって地獄行きとなること。
恨み続けてしまうご本人も当然地獄行き。
なかなか気づくのが難しければ、共に地獄行きとなって、そこで苦しみ抜いて初めて気づいてもらおうという行いは修行の世界。
どんな人生哲学をもってしても語られない世界。
大体、指摘する側の私のほうが、先に悪行に気づいた分、悪知恵を持っている悪党だから気づくわけであって、その分、罪は重い。
少なくとも相手が地獄から脱出できるところにまでなって、私がようやく救われることとなる。
修行に損得や苦楽という基準で判断する要素は含まれはしない。
この修行を徹底的に実践する姿を「下種」という。感謝。
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