おいしいかつおダシの取り方

一般的に言われているかつおダシの取り方と、本枯節の削り立てのものを使った場合は、取り方に違いが出てくる。

市販されている花かつおの多くは、 血合い部分を取ることもなく全部を急速乾燥したものを削って製品化しているので、エグ味や酸味、渋みが出やすい。

なので、一番ダシと言われるものは、数十秒程度煮出すだけと一般的には説明される。

それに対して、本枯節を使い、家庭でダシを取って使用するのに、一番ダシ・二番ダシなんて発想は存在しなくてよいので、しっかり5分くらい煮出しても大丈夫。

しかも、昆布も引き上げずに一緒に煮出して全くオッケー。
香りが飛んでなくなることもない上、 エグ味や酸味、渋みが出ることもなく、何とも心地の良い上品な香りと深い旨みを楽しむことができる。

2回に分けてダシを取るのではなく、本枯節の成分を一回で出し切って、その旨味と栄養素を堪能するのである。

このダシ汁を使って、毎朝八丁味噌7対西京味噌3で割った赤出しのワカメを入れた味噌汁を飲むと、カラダが清められた感覚とともに、ココロまで清められたような充実感を持つことができるのだ。

余談だが、ワカメの味噌汁なのは、油揚げのような食材にしたほうが油が汁に混ざることで旨みを感じやすくなるのだが、ワカメには塩分を体外に排出するカリウムが含まれているから、ダシ汁と味噌に含まれる塩分排出対策を含んでいるのである。

これをHackとかいって、かつお節粉末を溶かすだけで、ダシ汁の本当のおいしさを楽して味わおうと思っても、かつお節粉末自体が本枯節のようなものではなく、市販品の花かつおと同レベルのものなので、感動的な味わいが得られることは決して起こらない。

Hackの思想とはまったく異なる、時間も余計にかかるが絶対に省略できない毎日の日課。

そこに価値を感じ、 余計な早起きをして充実した朝食を獲得するところから毎日をスタートさせるということの重要性というのが、身にしみて実感しているのである。

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