対談時は歌っている時の声とはまったく違って、低音でハスキーな声で的確に質問に答える彼女がそこにいた。
髪型もアップせずに下げていて、顔もかなりふっくらとしていたので、椎名林檎と知っていないとまったく判別がつかないイメージであった。
私の個人的なイメージとしては、80年代に戸川純が登場してそれなりにヒットはしたが、89年の湾岸戦争が起こった時点で構造主義の思想家面々をヒントに詩を作っていた彼女も思想家もろとも消えていき、その路線をある意味踏襲しつつも、商業主義のところにもうまく目くばせできてヒットを続けているのが、椎名林檎だと思っている。
戸川純だと商業主義的にはコントロールがききにくいところがあるし、自ら勝手に現代思想家とともに崩壊していった感がある。
この番組での椎名林檎の発言をきいて、その商業主義も成り立たせないといけないという重荷と責任をものすごく感じているんだなあというところが伝わった。
また、本来であればそんなことは無視できればどれだけ幸せなのかとも思っていて、その点はとても肯ける。
出産後に「東京事変」として復活したのは、ある意味で9.11を目の当たりにしたことがきっかけとなって、ご自身の使命感のようなものがあってのことだとわかり、この点もなるほどというところ。
確固とした使命感というものがあると、商業主義の重たさがあっても、それを乗り越えていくことができたりするものだ。
余談すぎて笑ってしまうが、ちなみに私がカラオケ対応できる東京事変の曲は下記のとおり。
わりとエエところをおさえているつもり(^^;追伸
このエントリーの番組途中からしか観れなかったことをお知りになった「あい」さんから、番組冒頭からのデータをいただき、番組全体を知ることができました。ありがとうございました!



















