仏具工房での体験が込められた小学生達の卒業記念品
昼間、京仏具の小堀さまの仏具工房にお伺いさせていただいた。
目的は地元小学生が自分たちの卒業記念品となる文鎮(ぶんちん)のとっておきの装飾となる金箔張り体験学習に来訪されるとのことで、その見学のため。
先日いくつかのエントリーで書いたとおり、平田先生の「魔法の掃除」がきっかけとなって子供達の自問につながりそうなことに関心が俄然高いことと、小堀さまの「手を合わす心を子供や孫たちに」との企業方針に基づかれたご活動にも注目していたところ、たいへん有り難いことに小堀専務さまからお誘いいただき、これ幸いとばかりに訪問させていただいたのだった。

日常子供たちと接触する機会もなく、学級崩壊などのよろしくないニュースばかりがマスコミを通じて入ってくる私がまず驚かされたのは、子供たちのとても澄んでいる心と物事に素直に取り組もうとする姿勢であった。
6年生ともなると、マセたガキがシラケモードで、嫌々やらされているような感じなのかもしれないと勝手な想像をしていたが、そんな先入観は見事に打ち砕かれた。
子供たちが学習することの基本的な構えを身につけてきているからに違いはないが、金箔張りを一生のよき体験・想い出としてもらおうとの小堀さま側のマインドが私にもジンジンと伝わってきた。
午前中に2クラス、午後から1クラス、総勢100名の生徒さんに万全のフォロー体制で臨むべく、約10名のスタッフさん達が、かかりっきりで金箔張りのお手伝いをされていた。
子供たちが真剣なら、小堀さま側もガチンコの真剣モードなのだった。
中途半端な気持ちでいくら格好をつけて「手を合わす心を子供や孫たちに」と謳ってみたところで、準備と後片づけを含めると、約10名もの人達が丸一日かけて子供たちによい体験をしてもらおうと汗を流すことは、そうそう出来ることではない。
では金箔張り体験の団体予約が年に一度きりのことかというと、そんなわけでもなく、とりわけ修学旅行シーズンには殺到するらしい。
しかも小堀さまは土産物店のような業種ではないので、いくら子供たちのために時間と手間をかけたところで、直接的には1円の儲けになるわけでもない。
ここがマーケティング的観点からも、たいへん注目すべきところだと思うのである。
その観点とは、CSRという文脈で語られているものとは全く違った点においてである。
金箔張り体験が終わったあとにも、質問タイム、その他詳しくはあえて書かないが子供たちを驚かせる気の効いた企画が続く。
徹底的に子供たちによき体験を提供させていただきたいとの姿勢が貫かれている。
ちなみにこのイベントにはマスコミ2社が取材に来られていたが、これだけ充実した企画であれば納得といったところなのだろう。
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咲本様、昨日はお忙しい中をおこしくださいましてまことにありがとうございました。
平田様の本の冒頭に「心の時代‥」とあり、私たちも軽い~感覚で、[モノよりこころ‥」はあたかも実践済みのように思い込んでしまいます。
では毎日、「心の時代」に応えるために実際にどのくらいのことをやっているのだろうかと考えますと、「心の時代」と言われる前と大した変わりはありませんでした。
しかし、ボランティアの活動や子どもたちと接触することで、最近になってようやく一歩踏み出せたような気がします。
まだまだスタートをきったばかりです。どうぞこれからもご指導を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
コメント by 小堀 進 — 2006/07/13 木曜日 @ 10:48:12