ブルオタ必須!チェリビダッケのブルックナー5番
クラシックをよく聴く私のことを金持ちのボンボン育ちだと勘違いしている人が結構多いようなので一言断っておくと、どう考えてもかなり貧乏な育ちをしたことは間違いのないところ(^^;
このブログで正月にブルックナー交響曲5番の聴き比べをおこなったが、最近になってチェリのブルックナー5番が新しく発売され、本日手に入れたのでその感想をば。
CELIBIDACHE Bruckner Symphonie Nr.5 MÜNCHNER PHILHARMONIKER
このアルバムは最近になって1986年の来日公演を収録したものであり、そういう意味では今一番のおススメとなるもの。
演奏時間はなんと驚愕の89分4秒!!
同じ時期の演奏である東芝EMI盤の87分39秒を上回ってしまった。
これはサントリーホールでの演奏であるが、EMI盤の録音よりも音の響き方が自然な感じがする。
このアルバムも、他の指揮者とは比べ物にならないほどの遅いテンポでありながら、まったくテンポの遅さを感じさせない。
人工美の極致によって「あちら側の世界」にまで連れて行ってくれる、もう「すごい」としか言いようのない演奏だ。
ちなみに表題にある「ブルオタ」とはブルックナー・オタクのこと
HANS KNAPPERTSBUSCH Bruckner No.5 Vienna Philharmonic Orchestra
こちらはチェリのものすごく息の長い演奏とたまたま対比的なこととなってしまったクナッパーツブッシュとしては唯一のステレオ録音となる5番のアルバム。
本来はいくら巨匠の名演だと評価の高い演奏であっても、古い録音のものは基本的に聴かない方針なのであったが、こちらはかろうじてステレオ録音だということなので一度聴いてみようと思った次第。
でも、その評判にもかかわらず、私には録音が悪いために、とてもではないが楽しめなかった。
これは私のまだ生まれていない時の演奏であって、当然生演奏で聴いたわけでもなく、これだけ音質が悪いと、誰がなんと言おうと素晴らしい演奏だとはいくら想像力を働かせても思えないのである。
ちなみにではあるが、両者の演奏時間を比較すると、チェリが89分4秒、クナッパーツブッシュが60分18秒。
いくらなんでも合計演奏時間が29分も違うとは!
なお、ついでに購入したのは「ミスターS」こと、スクロヴァチェフスキのアルバム2枚。
Stanislaw Skrowaczewski ベルリオーズ:幻想交響曲
Stanislaw Skrowaczewski, Bartók: Concerto for Orchestra; Divertimento for String Orchestra
ベルリオーズの幻想交響曲とバルトークの管弦楽のための協奏曲。
曲の隅々にまで明確な表現意思が感じられ、なんとなく曲が流れていくというところがない。
徹底的に鍛え上げられたザールブリュッケン放送交響楽団の演奏レベルも高い。
ミスターSの室内楽かと思えるほどの繊細さが光る名演、とても満足(^^;
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