最晩年のバーンスタインのブル9は、もはやブルックナーではなく彼流の独特の世界。
とても激しく、表現が誇張されたような演奏ではあるが、これはこれでよいのではなかろうかと思わせる説得力がある。
この演奏を聴き、なぜバーンスタインがブルックナーの演奏が少なく、一方ではマーラーの演奏が多かったのか、わかった気がした。
マーラーの曲はそれ自体、誇張表現の固まりのようなものだから、相性がよかったのかも。
最晩年の演奏だから誇張表現もギリギリオッケーというところでいけたかもしれず、10年20年前の彼だったら、醜いブルックナーの演奏であったかもしれない。
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