春光院“見る魅せる愛しむ「伝統の技」展”を見学
高台寺塔頭の春光院で開催の“見る魅せる愛しむ「伝統の技」展”を見に行った。
これは高台寺門前会代表の「まほうや」さん主催の企画展。
閲覧することが難しいたいへん価値のある切子、清水焼、帯締と蜻蛉玉などを本堂で拝見した。

↑春光院の門。茅葺きの屋根のお寺って珍しいのでは。
この門を抜けて本堂へ。
展示品はどれもこれも素晴らしいものであった。
例えば清水焼は、以前開催された高台寺さんのお茶会で特別に閲覧できたもので、清水焼の絵が描かれ出されたごく初期のもの。
現在ではこれら清水焼展示品の写しであっても入手するのはたいへん高価。

↑展示会ポスター。
こちらからも帯締ととんぼ玉の美しさがうかがいしれる。

↑私が展示品の中でとりわけ好きなのは、切子。
切子の技術が廃れつつある中、かろうじて大阪のガラス会社がこの技術を継承してきたが、もう職人さんはほとんどいらっしゃらないそうだ。
そんな中、浪速の名工と名高い宇良武一氏の作品と氏が所蔵される昭和初期のものが展示。

↑これら切子の中でもひときわ目を惹いたのが、写真中央のグラス。
極厚のガラスから緻密な加工が施されているので、万華鏡のように美しく光が反射する。
宇良氏も既に年輩の方であるが、そもそも加工前の極厚ガラス素材を作る職人さん自体いらっしゃらないようで、作品を入手するのは早い者勝ちに近い状況となっている模様。

↑ 春光院の庭には椿が満開。

↑今回の企画展を主催されたまほうやさんの店舗。
春光院のすぐそばにある。というか、同じ「ねねの道」に面して円徳院さんの敷地にある。
こちらで清水焼やとんぼ玉、切子などの厳選された作家ものが販売されている。
まほうやさんとはお久しぶりの再会で、ご多忙にもかかわらず喫茶店でお話させていただいた。
その上、日が沈んでからの高台寺夜の特別拝観やこの付近一帯で開催されている京都東山花灯路(はなとうろ) 、そのほかの催し物についても情報をお教えいただいた。感謝。
店内を見学させていただいているうちに珍しいガラスの使われたピンブローチが目に留まり、安かったので購入。いい掘り出し物を買った気分で満足。↓

その後、しっかりライトアップや花灯路を見てきたが、それについての日記は明日におあずけ。
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