2009/01/23 金曜日

訪問営業の日々

Filed under: マーケティング — 咲本 @ 00:22:40

今週月曜から毎日、朝から晩まで訪問営業のため外出しっ放し。

上場企業を中心とした大手さんが中心で、全て初訪問の企業ばかり。
スタッフにアポを取ってもらうのと、私が出先からアポを取ることにより、1日6~8社くらいをご訪問。

別に仕事受注を目的としているわけではなく、単にご挨拶とプレゼントを進呈するのを目的に回っているだけなのに、有難いことに毎日その席上で見積依頼が発生する。
ちなみに、訪問時間数は短い場合は10分、こちらが次のアポ先に向かいたいのに引きとめられてしまった長時間アポでも30分。

いったいどういうことなのかわからないが、不況といわれるご時世でも、丁寧に訪問していけば、まだまだ案件がころがっているということなのかもしれない。

2008/07/20 日曜日

商業主義を乗り越える?椎名林檎

Filed under: マーケティング — 咲本 @ 02:58:10

午前1:35からNHK教育テレビでトップランナーという番組があり、テーマが「音楽家椎名林檎」ということだったことに気づき、慌てて途中から見始めた。

対談時は歌っている時の声とはまったく違って、低音でハスキーな声で的確に質問に答える彼女がそこにいた。

髪型もアップせずに下げていて、顔もかなりふっくらとしていたので、椎名林檎と知っていないとまったく判別がつかないイメージであった。

私の個人的なイメージとしては、80年代に戸川純が登場してそれなりにヒットはしたが、89年の湾岸戦争が起こった時点で構造主義の思想家面々をヒントに詩を作っていた彼女も思想家もろとも消えていき、その路線をある意味踏襲しつつも、商業主義のところにもうまく目くばせできてヒットを続けているのが、椎名林檎だと思っている。

戸川純だと商業主義的にはコントロールがききにくいところがあるし、自ら勝手に現代思想家とともに崩壊していった感がある。

この番組での椎名林檎の発言をきいて、その商業主義も成り立たせないといけないという重荷と責任をものすごく感じているんだなあというところが伝わった。

また、本来であればそんなことは無視できればどれだけ幸せなのかとも思っていて、その点はとても肯ける。

出産後に「東京事変」として復活したのは、ある意味で9.11を目の当たりにしたことがきっかけとなって、ご自身の使命感のようなものがあってのことだとわかり、この点もなるほどというところ。

確固とした使命感というものがあると、商業主義の重たさがあっても、それを乗り越えていくことができたりするものだ。

余談すぎて笑ってしまうが、ちなみに私がカラオケ対応できる東京事変の曲は下記のとおり。
わりとエエところをおさえているつもり(^^;

東京事変 - 閃光少女 - Single閃光少女

群青日和群青日和

東京事変 - 大人 (アダルト) - 透明人間透明人間

東京事変 - 教育 - りんごのうたりんごのうた

追伸
このエントリーの番組途中からしか観れなかったことをお知りになった「あい」さんから、番組冒頭からのデータをいただき、番組全体を知ることができました。

ありがとうございました!

2008/02/11 月曜日

オモロいPCモバイル連動プロモーション

Filed under: マーケティング — 咲本 @ 23:58:24

KNN神田さんのブログで面白そうなプロモーションが紹介されていたので、早速利用してみた。

KandaNewsNetwork: 美女が携帯にモーニングコールしてくれるAXE WAKE-UP

AXE

AXE WAKE-UP SERVICE Inc

上記PCサイト上で翌日のモーニングコール時刻とケータイ番号を設定すると、指定時刻にケータイに女性の声で電話がかかってくる。

その設定確認のため、確認用番号にケータイでかけると、なんとPC画面に出ている女性の映像とケータイから聴こえてくる女性の声とがシンクロしているではないか。

翌日はもちろん指定時刻にケータイに女性の声でモーニングコールがかかってきた。

モバイルのサービス事業者としては普段は当然のことながらケータイだけで完結するサービスばかりを考えがちであり、せいぜいのところQRコードからケータイに飛ばせるという程度のものであるが、こういったPCとの連動サービスを発想していくというのも、新たなユーザー開拓の意味では可能性があるのではないかと考えさせられるサービスだ。

2008/02/03 日曜日

会社に売上をもたらすには?

Filed under: マーケティング — 咲本 @ 23:19:10

表題のようなことを言い出すと、やたらと「マーケティングが大事」なんていう発言をしたがる人がいる。

そう、確かにマーケティングは大事。

しかしながら、マーケティングという言葉を使う以上は、「売れる仕組み作り」をしているということであるのだろうから、結果的に売上アップという数字が見えないと何もしていないに等しい。

「今月はどれだけ、来月はどれだけの売上アップをマーケティング活動によってもたらしたの??」

「いやもうちょっと先には間接的に売上に貢献できるようにはなるかも。。。」

「じゃあ、君のやっていることはマーケティング活動でも何でもなく、単に会社のお金を使って遊んでいただけなのだろうね。」

「いやいや、今はユーザーのニーズを捉えようと必死に取り組んでいる最中で、ニーズにかなうサービスを提供していけば、もうすぐ儲かるようになると思う。 」

ユーザーニーズに目を向けることくらいは当たり前すぎて、言葉に出すのも恥ずかしいくらいのことであると認識する。

このような文脈で言うと、社内の95%以上が会社の売上アップについて何も考えていないか、考えてもピンボケないしはノーアイデアかと思わざるをえない。少なくともマーケティングのマの字も実践できていないことだけは確か。
ちょっと話を省略しすぎているのでわかりにくいかな?

2008/01/08 火曜日

山田悠子の就職活動編

Filed under: マーケティング — 咲本 @ 00:31:30

TBSのニュース23で広告批評のCM大賞に輝いたものが紹介されていて、中でも下記「リクナビ」のCMは強烈に印象に残った。
QTVでもこれくらいよく出来たものだったら、いくら長尺だといってもドンドン流していきたいな。

2007/12/06 木曜日

電通が「ネタ共振消費」と命名

Filed under: マーケティング, モバイル・ビジネス — 咲本 @ 22:13:57

MarkeZine:◎電通、2008年の消費キーワードを「ネタ共振消費」と命名

同センターは、2007年の消費者はさらに参加性を高めており、消費者同士の「つながり」を深めるなかで、「ネタ」に対するはじけるような盛り上がりを見せた点に注目。2007年から2008年の消費キーワードを「ネタ共振消費~ネタでつながり、ネタではじける」と命名した。

また、多くの消費者がつながり、はじけるには、広く認知され多くの人が共感できる「ネタ」が重宝され、「KY(空気の読めない奴)」にならないことが求められることから、「ネタ共振消費」を起こしやすい誘引ポイントも紹介。気持ちよくだまされたいという心理を突く「トリッキーファクト」、微妙にはずしてある「ずれカワ」、かつて流行したものに新しさを加えた「物語転生」、バーチャルな世界でも人のぬくもりを感じさせる「人肌バーチャル」、前向きにやり直したい心理を応援する「懺悔リスタート」が5大誘引ポイントであるとしている。

「ネタ共振消費」という電通の命名はあまりイケてないように思えるが、「ネタでつながり、ネタではじける」という側面が表立ってきたのはまさにそのとおりと思う。

どういうことかシックリきたい方は、モバゲータウンのユーザーがどのような振る舞いをしているのか、サイト内をうろついてみれば、その感覚はすぐにわかる。

2007/10/20 土曜日

有楽町マルイ見学

Filed under: マーケティング — 咲本 @ 23:33:52

広い意味での銀座界隈と言える有楽町駅周辺地区。
今までもすぐ駅前に有楽町マリオンがあり、その周辺にも銀座プランタンやビックカメラ、無印良品、三省堂書店などもあり、にぎやかであることは間違いなかったわけだが、ここにきて9月にファッションビルのマロニエゲートがオープン。こちらは、ユナイテッド・アローズ、ジャーナル・スタンダード、ヒステリック・グラマーなどの有名ブランドショップと東急ハンズ、飲食店街とあるのでかなり集客力がある。

そして10月12日には有楽町イトシアがオープン。
その1F~8Fが有楽町マルイだ。

有楽町マルイ

銀座周辺くらいなら自転車で余裕で、土日は道路がすいているので天気さえよければ自転車で決まり。
都心部の建物なのに、正面入口近くに自転車専用置場が設置されていて便利(^^;

場所柄というか、ほかのマルイとは違ったコンセプトを持っているようだ。
従来のマルイのターゲット層は25歳以下の学生を中心とした若年層であるが、有楽町では25~34歳の社会人層が中心。

今までのような若年層であったら、彼らの好きなブランドを並べておくだけでも一定の売上が確保できたが、ターゲット層が好感度な社会人層ということになり、銀座界隈で勝負をかけるということになれば、今までどおりでは集客・売上確保は難しいと判断したのだろう。
店舗デザインのプロデュースには空間デザイナー・間宮吉彦氏を起用、店舗内の植物は青山フラワーマーケットとのコラボ、BGMはフロアーごとにセレクションされ、音響空間デザイナー・辻邦浩氏プロデュースのもと、楽曲提供はランブリング・レコーズが行っているとのこと。

ランブリング・レコーズ

イロイロとキャンペーンをやっているようで、そのついでにフロアーごとにかかっている一部BGMを収録したCDをいただいたので聴いてみたが、ジャジーな曲、ボッサ系などのちょっぴりカッコエエ曲が採用されている。
オープンしたあまり日が経っていないので店舗が混み合っており、実際にはBGMを楽しむような雰囲気がまったくなかったが。
まあランブリング・レコーズって知らなかったが、なかなかセンスのよい曲たくさん楽しめるかも。
さて、レディースのことはわからないが、メンズのフロアにはD&G、ポール・スミス、 バーバリー、キャサリン・ハムネット、タケオ・キクチ、メンズ・ビギなどのいわゆるメジャーどころがズラッと揃っていたのは予想通りといったところであった。
その中でも従来のマルイの一部にも出店はしていたがVivienne Westwood MANが出店していたのは、有楽町にして初めてしっくりとするような気がした。
いくら若者にもかなり人気があるからといって、単価的なことからしても本来は遊びココロを持った大人のためのブランドであるべきはず。(パンツ1着8万円とか、そういった単価が平気でしているので)
こちらもショップのスタッフさんから今期のパンフレットをいただいた。
これを見たところ、腰パン気味のパンツが多く、これがまたメチャ格好エエ(^^;
あと、ビギグループで今月立ち上がったばかりのBAD HABITSというブランドのショップがさっそく出店していた。
一方でマルイなら普通出店していてもおかしくなさそうないくつものブランドの姿がなかったりもしていて、こちらに出店するブランドとのマルイ主導でのかなり厳しいたくさんの条件付けがなされ、それをクリアできるブランドだけが選ばれたのかなあということを想像させる。

と思いつつマルイの発表資料を見ていくと、次のような方針が発表されていた。

ライフスタイル提案につながるファッション雑貨やインテリア雑貨を重視した売場づくりをおこない、また、これまで丸井では取扱いのなかったブランドやセレクトショップを多数導入し、ファッションテイストの幅を大きく広げると同時に、上質感のある品揃えにこだわりました。
丸井初登場ショップ 86ショップ 全ショップの約50%
有楽町・銀座エリア初登場ショップ 133ショップ 全ショップの約80%

なるほど。
マルイとはいえど、新しいエリアで展開するにあたり、第一印象で受ける以上のチャレンジをしていっているんだなあ。

2007/09/28 金曜日

ハウス食品の広報・宣伝部署における変化

Filed under: マーケティング — 咲本 @ 09:48:37

ハウス食品といえば、香辛料やカレールウ、スナック菓子、健康食品など、かなり利益率の高そうな商品の製造メーカーで、商品を認知してもらってナンボの世界だということから、テレビCMを大量に垂れ流すことによるマスへの認知促進を基本戦略としているとの認識を持っている。

その基本戦略が色濃く反映されていることとして、たとえばハウスのWEBには商品情報の掲載などされていない場合も多く、唯一の商品関連情報としてCM情報があったりしたものであった。

ところが、ここ最近になってハウスの広報や宣伝についての認識が大きく変わってきたようだ。

そう思った理由は27日の日経新聞朝刊の社会欄に掲載されたハウス食品のお詫び広告。

どのようなことが書かれていたかというと、「スープ de おこげ」が計画値以上に売れすぎてしまい、供給が間に合わなくなってしまったので一部地域でしばらく販売を休止するということについてのお詫びであった。

う~む。
いよいよ宣伝以外の方法にも目を向け、広報を「利用」して商品価値を上げようと、ここまでやってしまうようになってしまったのかと、思わず苦笑いしてしまった。

そういえば少し前に食品系の不祥事が続出していた頃、同じく新聞社会欄掲載のお詫び広告で、スターバックスコーヒーが掲載した、ある店舗で賞味期限が若干超えてしまった食品を数個販売してしまったことについてのお詫び広告が載っていたことを思い出した。

本当にいちいちこのレベルでお詫びしていたら、ノートパソコンのメーカーなんて毎日お詫び広告を載せないといけなくなるかも(^^;

まあスタバの場合にも、こんな些細なことでも正直に公表して深く反省するという企業姿勢を示すことで、企業イメージアップを狙っていることがアリアリとわかるいやらしい広告だなあと思っていたところ、CM垂れ流し命でやってきたハウス食品でさえ、お詫び広告の「活用?」に気がついたということで、今後しばらくは本来的な純粋なお詫び以外での目的での広告掲載が見受けられることになるのだろう。

ちなみにハウス食品のWEBを見てみたところ、下記のようにこちらのほうにもちゃんとお詫びが掲載されていた。

housefoods.jpg

このお詫び文の存在以外にもせっかくなので、イロイロWEBを見ていくと、随分と大きくリニューアルされていて驚いた。

以前はほとんどテレビCM情報を載せているWEB一色というイメージだったのに、私が明らかに変わったとすぐに気づいたところだけで言っても、

  • ドメインが「co.jp」から「.jp」に変更され、「www」も省略されて、URI自体が短くなった。
  • 以前掲載されていなかった商品情報が掲載されるようになった
  • ナビゲーションがものすごくわかりやすく改善されていて、SEO対策も施されている

ということになっていた。

みんなCSRとかコンプライアンスとか、本来の意味を乖離してしまっている企業が多いのかも。

2007/07/18 水曜日

25歳前後へのリーチは難しい?

Filed under: マーケティング, 食べる・呑む — 咲本 @ 04:40:40

夕方連絡をいただきS原氏とメシを喰いに行くことになった。
うちの会社の徒歩圏内においしい串かつ屋があるとのことで、連れていってもらった。

最上

おまかせにしておくと、ストップするまで延々と串が出てくるように設定できるので、注文する労力も必要なく、揚げたての串を次から次へと楽しめる。

東京でこんなおいしい串揚げを食べることができるなんて!
というか、大阪でもなかなかこんなにおいしいお店は少ない。

S原氏いわく、25歳付近にリーチできる媒体が少ないらしい。
某R社のその年齢ずばりをネーミングにしたフリーペーパーも存在はするにはするが、実はユーザーは30代が多く、 25歳付近がほとんどいないらしく、リーチするには不向きなのだという。
この層は基本的にPCもケータイもあまり利用せずテレビも観ないとのことで、情報源の多くは口コミに拠っている。

うちの媒体は25歳がいるにはいるが、現段階でのボリュームゾーンは10代であって、20代も多いのは前半の層なので、ピタッと25歳ターゲットにしてリーチできるかというと、そこまできれいにはリーチしきれない。

リーチしやすい媒体としては某●ixiなんていう選択肢もあるにはあるのだろうが、費用対効果がよすぎて広告費としてクライアントに高い提案ができないので選択肢には入りにくいとのこと。

「単価が安く費用対効果が高い」ほうがよいとの発想はネットの世界にはありがちであるが、本当によい広告の受注が決まっていく世界というのは、 そんな発想とは無縁というか、単価が安いから決まるというのは、理由の如何を問わずしておかしなことなのだと改めて認識しなおした。

2007/03/27 火曜日

CGMが旬のキーワードであるとの誤解

Filed under: マーケティング, 講演・講義 — 咲本 @ 05:31:45

26日は弊社代表の市川と大手ネット系代理店のオプトさんにおじゃまして、そちらのクライアントさま相手に講演をさせていただく機会をいただいた。

そこで冒頭に代理店さんからなされていたお話の中に、今年旬となるキーワードが3つあり、それは「動画」「モバイル」「CGM」ということだそうだ。
なるほど3つともよく耳にするワードではあるが、私自身は単なるワードではなく「キー」となるワードとして「CGM」という言葉を挙げることには疑問をもっている。

いうまでもなくCGM=Consumer Generated Mediaということなのであるが、そもそも消費者がメディアを生成するなんてことなどあるわけがないし、あってもらっても困る。
メディアとは不特定多数の人達によって自動的に自然と出来上がっていくというものではない。
そこにはある特定の個人による「編集」という視点もあるだろうし、どういった方向にもっていきたいのかという「思想」も含んでいるべきものなのだ。

だから、今後いくら技術がすすんでいったとしてもGoogleが自動化技術によってメディアを作るということはありえないし、ましてやブログ・ポータルサービスがメディアであるなんてことなど、そもそもありえない。

『「みんなの意見」は案外正しい』 というCGMやWEB2.0の流れを持ち上げる本が出ているが、ある方向にとりまとめようとする編集者的価値観のフィルターを通しての「みんなの意見」は大いにありうるものの、何か放置しておくだけで勝手に「みんなの意見」が発生していき、それが「案外正しい」なんてことが起こったことは歴史上まだない。
逆にそれは衆愚政治をまねくことにしかならない。

CGMやWEB2.0はインフラ的な便利機能となる可能性のあるものを提供はしてくれるが、だからといってそれはあくまでも機能であることにしかならず、単なる機能であるだけのものがそれ自体によって何か高い価値を生みだすということはない。

重要なのはいかなる機能があろうとも、その機能に載る有用な「情報」のほうである。

だから、映像を流せるという「機能」をいくらテレビが持っていようとも、元となる「情報」のほうは新聞のほうが持っていたりするがゆえに、案外今でも新聞社のほうが力を持っていたりする。

じゃあIT系で自ら情報を取りにいっている会社があるかというと、残念ながらまだそのような会社は存在しない。
あくまでも機能やインフラを提供しているにすぎないのだ。
機能とインフラしか存在しないものは決してメディアではない。
・・・てな話を帰りのタクシーの中で弊社代表としていた。
講演を聴いていただいた方には申し訳ないが、人によってはこちらでの会話のほうが、ある意味興味深い内容だったかもしれない (^^;

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