ハルトムート・ヘンヒェン指揮のブルックナー9番演奏会atサントリーホール
本日はサントリーホールでの日本フィルハーモニー交響楽団定期演奏会に行ってきた。
日本フィルの演奏を聴くのは初体験であったが、演目にブルックナー交響曲第9番があることと、ヘンヒェンというドイツはドレスデン生まれの指揮者が登場するということで、聴いてみたいと直感的に思った次第。
しかも、まだ第9番の生演奏は聴いたことがなかったし。
要するに何の前評判もない指揮者の演奏を単なる直感で聴きにいったのであったが、 結果は聴きにいってとてもよかった。
感想としては以下の7点。
- どの楽章にわたっても、ホルン&ワグナー・ホルンが冴えわたっていた。ミストーンなし、ただ4thパートの低音がしばし大きすぎるケースが見受けられた。これは会場での響き方を徹底的に熟知しておく必要があり、過度のリハーサルを行わないと、なかなか把握しずらいだろうから、まあ仕方がないかもしれない。
- オーボエとクラリネットのソロがうまい。
- トロンボーンもバランスが取れていて名演奏。
- 国内オケでここまでできるのかと思えるほどのダイナミックレンジの高さ。
- 第1楽章における16部音符と8部音符との差異が明確でないところが少し気にはなったが、弦の旋律による際立たせ方はお見事。ドイツ人とはいえ、ある意味イタリア的な旋律の歌わせ方を持っっている。
- とりわけ第2楽章のテヌートとスタッカートとの対比を明確化するなど、楽曲の構築的意思を明確に感じられた。
- 当たり障りなく流していくということではなく、しっかり音の余韻を楽しませてくれる。
ブルックナーの前にはシューベルトの7番「未完成」もあったのだが、これはあくまでも前フリ的な位置づけ。
とはいえ、誠に美しい名演だった。
3連休の初日である本日、その過ごし方を何も考えていなかった私が、以前よりチケット予約をしていたことで、たいへん素晴らしく感動のあまり、サブイボが出続けて止まらない時間を過ごすことができた。
穴場中の穴場、ホントに素晴らしかった。
名演に感謝!










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