2007/11/29 木曜日

またまた香水をゲット

Filed under: 雑記 — 咲本 @ 10:25:05

ちょっと最近、ブログの更新ができていない。
その間にはまあイロイロあったけど、書き始めるとキリがないのでやめておくことにしよう。

さて、以前、Comme des Garcons のSERIES3のINCENSE KYOTOというお香のような香りのする香水をゲットしたことを書いたことがあるが、一昨日自宅に届いたのは、「コム・デ・ギャルソン2 オーデパルファン」の限定セット。
香水以外にボディクリームとバッグの付いたセットとなっている。

parfume_commedesgarcons.jpg

どのような香りなのかは、下記WEBページに詳しい。

コム デ ギャルソン PURFUMS

トップノート最初に香るトップノートは、ベルガモット、タンジェリンといったさっぱりとした柑橘系の中にも、落ち着きを保った香り。

ミドルノート

ミドルノートは、スパイシーな香りと、華やかなローズ、アイリスと言ったフローラルの香りの融合で、エキゾチックな香り。

ベースノート

ベースノートは、深みとコクのある、しっとりとした、官能的な香り。

成分

アルデヒト・ベルガモット・タンジェリン・ベチバー・サフラン・エレミ・ナツメグ・クミン・ローズ・アイリス・マホガニー・インセンス・レザー・アンバー・ムスク

実際には成分中のインセンスが結構しっかりと香ってくるので、どちらかというと以前下記ブログで書いた香水のテイストに近いともいえる。
コム・デ・ギャルソンな一日

まあこんなことばかり書いていると、いったい仕事のほうは普段ちゃんとやっているの?なんて思われるふしもあるかもしれない。

しかも、社内の一部の人たちの目からすると、実際のところ、何も仕事をしていないようにも見えなくもないくらいなもの。
ただ言えることは、仕事絡みで得体の知れない重さというか、人の想念・怨念など様々な念のかたまりが襲われ続けているとでも言えばよいのか、ほとほと疲れだけは溜まりにたまるのだ。

せめてもの気分転換のひとつとして、少し香りのことに注意をそらせてみようかという程度のもの。

なので、かなりマニアックなほうといえる香水ではあるが、本人としてはコレクターでもマニアでもないつもり。

2007/11/20 火曜日

京都・祇園の高台寺でデジハリ大学院の課外授業を開催

Filed under: 講演・講義 — 咲本 @ 02:03:21

18日の日曜日は京都の祇園、高台寺にお伺いしてデジハリ大学院の「課外授業」を開催。

2007aki.jpg

そもそもデジハリの授業は土曜日に開催なのを、土曜日だと高台寺の拝観者があまりにも殺到しすぎているので特別に曜日を変更させていただき、多少はマシであろう日曜日のほうに設定させていただいた。

で、このようなことを実現するのにいつものことながら多大なるご協力をいただいたのが、まほうやさん。

おかげでその時までどうなるかはわからなかったものの、10数年と高台寺ライトアップのプロデュースを続けてこられている庭師の北山さんから直接お話をお伺いさせていただくことができた。

北山さんといえば、NHKのプロフェッショナル仕事の流儀にご登場され、それが書籍シリーズとしても刊行されていて、お会いした際に有難いことにご進呈いただいた。

プロフェッショナル仕事の流儀 14 (14) プロフェッショナル仕事の流儀 14 (14)

今回のライトアップの特徴は、「三洋電機との“共創”によるコラボレーション企画」なのであり、ライトアップに使用する莫大な消費電力を環境を考える視点から少しでも緩和するべく、太陽電池で蓄積した電力をライトアップの一部に使用するという試みがなされている。

で、実際にはどんなライトアップだったかというと、今回のものはとりわけ実際に観にいってもらわないと、どうも言いようのないような性質が顕著なものとなっていた。

kodaiji_lightup.jpg

あえてごく簡潔に言語化しておくとすると、 北山さんの夢の中に出て来た心象風景をライトアップとして映像化していったのではないかと思わせるような様々な映像の断片が次から次へと登場するというものであった。

北山さんからお聴きできたお話で強く印象に残っているのは、「自分をしっかりと見つめる。自分が大事。自分を信じる」 というところ。
なるほど自分が天才だと信じきっていけるからこそ、私は北山さんの心象風景だと勝手に認識してしまったような作品を公開できるのだろうと思う。

このライトアップが訴えかけてくることと、今回の「課外授業」との趣旨も見事に合致したこととなり、授業で暗記物的な知識を提供することをしようと私は全く思っておらず、プロセスとなる議論や理論を省くと、学生さん個々のレベルや考えていること、今まで歩んできた背景等々によって、どのようにも受け止められるようなことを授業内でやっていきたいと私は考えていたわけだったのだ。

デジハリの大学院は「メディアとコンテンツをデジタルで融合させたビジネスやサービスに携わり、新しいメソッドでビジネススタイルを創造できる人材を育成」することを目的にしているのであるが、デジタルというところを取り除けば、今回の北山さんからのお話が「全て」である。

少なくとも、北山さんが「個人の生き方」と「仕事」と「作品」と「哲学」が、見事にリンクした中からすべてが発生しているというところを学生さんは認識していただけたのではなかろうか。

では、我々はどのような哲学を持って生活し考え、仕事をしていこうとしているのか?
そんなところを徹底的に見つめなおす日々で私自身はありたいし、学生さん達にも目先のことだけに右往左往するだけではなく、そちらへの視点をいつも失われないように希望するのである。

追伸
当日の写真はこちら

2007/11/13 火曜日

クリエイティブ・ディレクターの幼馴染と再会?

Filed under: 雑記 — 咲本 @ 02:11:50

なんだかんだで20年ぶりくらいの感じでとある幼馴染とコンタクトを取り合った。

彼とは小学校からの同級生で高校まで進路がずっと同じ、かつ中学・高校と同じ吹奏楽部だったのも同じ。
で、近々リアル再会をしてメシでも喰う予定。

現在は京都ではなく東京在住で、某大手広告代理店と某全世界的に活動している企業との合弁で昨年設立された会社にいるとのことで、大手さんの手がけるテレビやポスターみたいなもののクリエイティブ・ディレクターを20年くらいやっている人物だ。

ひょっとすると、私が今やっている会社の事業とも何らかのリンクが可能かもしれない。

彼がこのような仕事をやっているということは、将来の方向性について10代の頃から全くブレずに今に至っているということだ。これはすごい!
あとはYAZAWAのりで当時は「おれはBIGになるぜ、イエ~ィ!」と言っていたことについての個人的価値観による実現度くらいなもの。

その点についても、かなり健闘しているように思え、エエ感じの幼馴染が東京に来たところでうまく再会できそうで、ほんま有難い限りだ。

ちなみに長居できる仕掛けが散りばめられている彼が所属し始めた会社のWEBは駿逸だ。
http://www.tbwahakuhodo.co.jp/

TYOっぽいクリエイティブだけど、まあ、Flashに興味のあるクリエイターだったら、このくらいの制作はイメージさえつかめれば、あっという間に作り上げてもらいたい。

スキルの高いクリエイターであれば、一見細かいところに手が行き渡っているものについて、それができるからすごいというのではなく、そこに目が行き届きつつその作業には手間をかけずにやっていけるからすごいのであった。

あっ、勝手なことを言いすぎ?

2007/11/10 土曜日

ショスタコーヴィチ交響曲全曲演奏プロジェクトに行ってきた

Filed under: (主にクラシック)音楽 — 咲本 @ 23:21:29

「日露友好ショスタコーヴィチ交響曲全曲演奏プロジェクト2007」が全国津々浦々で開催されていくのであるが、本日は日比谷公会堂でなんと、サンクトペテルブルグ交響楽団が登場して交響曲第7番「レニングラード」が演奏された。

shostako.gif

日比谷公会堂に行くのは私ははじめてのことだった。
1929年にできたという風格十分の外観。

hibiya_hall3.jpg

会場の内部、舞台はそで近くにお店のシャッターみたいなものがが閉まっているところがあったり、コンクリートむき出しの箇所があったり、そもそも一部の演奏者が折りたたみ式の安物パイプ椅子しか用意できていないという状態を目の当たりにして、大丈夫だろうかとコンサートのクオリティについて不安に思う。

hibiya_hall.jpg

ちなみに私の座席は最前列であった。
うしろを振り返ると、2階席がかなり前まで飛び出している作りになっているので、1階席のうしろ3分の1くらいは天井が低く、その点が音響的にはかなりネックとなりそうな気がする。

hibiya_hall2.jpg

まあそのような懸念点はさておき、演奏会にはサプライズが仕掛けてあり、7番演奏前に第1番を千葉県少年少女オーケストラが本日の指揮者でこのプロジェクト全体の音楽監督でもある井上道義氏の指揮で執り行われるというもの。

10歳から20歳までで中学生くらいがメインとなっているこのオーケストラは、もちろん素人だとわかるレベルだったとはいえ、まともに音楽として楽しめるレベルになっていて、明らかに予想以上の好演をしたことにはとても満足。

その後、本日のメインの7番へとうつったわけだが、たった3,000円で全席指定席として売り出されていたにもかかわらず、7番「レニングラード」の初演を行い、そもそもショスタコーヴィチの生まれ育ったサンクトペテルブルグのオケでもあるわけで、かなり期待ができる演奏会であった。

結果的にはその期待に見事にこたえてくれるものになってよかった。
とりわけ金管楽器がパワフルで、ともするとパワー不足な印象になりかねない第7番をさすがに見事にこなしていた。
とてもロシアのオケらしい野生的かつ繊細なところもある素晴らしい演奏!
ただ、やはりこの会場の特性というものが良きにつけ悪しきにつけ問題となる演奏会であった。

全ての音に残響何秒という会場特性を示すまでもなく、残響ゼロに近いような状態。
とても乾いた音になるのでミスもわかりやすく、聴く側が余韻を楽しむというところがなくなる。
まあそれらは悪く捉えた場合に言えることであり、前向きに捉えた場合には下記井上氏のような発言となる。

今回私は全公演の練習もホールでするためにここを選びました。ここの音が観客席へぶつかっていくような空間がベートーベンやショスタコーヴィッチにはぴったりだと思います。

そこは井上氏の考えを尊重するとして、しかししかし、座席が昔の映画館のようにとてもとても狭い。

以上を総合的に判断すると、2階席の前のほうの中心部が、このホールではベストの音が聴けそうな感じなのかなあと想像する。
少なくとも1階最前列というのは、かなり悪い座席選択であろう。
曲によって向いているホールであるとしても、やはり座席環境をなんとかしないと、高いお金を取って行う演奏会には不快度が高くなりやすいがゆえに向いていないと言わざるを得ない。

今年開催が実現したというのは、昨年がショスタコーヴィチ生誕100年記念の年だったわけで、そのタイミングで行いたかったのに、準備不足なところがあったり、支援側のメンバーが揃わなかったのかなあということを想起させる。

私はついつい思ってしまうのであるが、 わざわざ日比谷公会堂を会場にして、3,000円という破格のチケット代にしなくても、サントリーホールで開催にして30,000円ということでも、しっかりとした告知をすれば人も集まり、興行的にも採算ベースにのるものができるのではなかろうか?

しかも会場では3,000円にしたことで資金的に厳しいことから、 カンパが募られていた。

「え~~っ??」 ってな感じだった。
なぜなら、下記のとおりの強烈な支援団体がすでに集まっているからだ。
そもそも税金による助成や財団からも支援が入っている上に、特別支援企業が数社集まっており、その中には我々の株主であったりメインバンクであったりしてお世話になっているみずほファイナンシャルグループも入っているではないか。
支援企業にも、住友商事さん、三菱東京UFJ銀行さんと、我々の大事な株主さんだけでも2社も顔をそろえているではないか。

てなことで、気持ちはわからなくもないが、そんなにボランティア路線でなんとかしようとしなくても、堂々と高いお金を取って何とかしようとする路線だけで、この企画は可能だったと思うし、そうすべきだったのではないかと激しく思うのであった。

2007/11/04 日曜日

サントリーホールでのブルックナー交響曲の歴史的名演に居合わした!

Filed under: (主にクラシック)音楽 — 咲本 @ 21:11:39

本日は溜池のサントリーホールでクリスティアン・ティーレマン指揮、ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団のブルックナー交響曲第5番のコンサートがあった。
かれこれ半年前の5月頃にチケット予約をしたような記憶があり、この時期にどのようなスケジュールとなっているのかなんて気にせず予約してしまわないとチケット確保が難しい。

案の定というか、下の写真のごとくみなさん座席指定にもかかわらず、開演1時間前だというのに人がホール前にかなり集まってきている。

hall_front.jpg

私自身はサントリーホールは一年ぶりとなり、昨年はアバド指揮ルツェルン祝祭管弦楽団のブルックナー交響曲第4番の公演で訪れたのであった。

一年前のこととはいえ、その時のサウンドがどのようなものであったのか身体の中に残っていて、 今回の公演と比較することができる。

あっ、下の写真はいつものサントリーホール内部。

suntoryhall.jpg

さて、肝心の公演のほうであるが、一生涯忘れられない感動的な演奏であった。
ホント、この公演の場に居合わせることができてよかったと思ったのは、私だけではなく聴衆のほとんどがそうであったかと予想する。

この来日オーケストラの公演としても歴史に残る有名なものとなるかと容易に予想されるが、その内容について書き出すと何回もかけての連載になってしまうほどの分量になりそうなので、ここに書くことはやめておく。

このコンサートの象徴的な出来事として、 演奏終了後、拍手の鳴り止まぬ中、楽団員が舞台から退場し、本来ならそのそぶりを見せた時点で演奏会が終了したということで、一気に観客が帰っていくことになるのであるが、今回はそうはならなかった。

楽団員が立ち去った舞台に近づく観客も多く、しかもスタンディング・オーベーションがずっと続いたままいつまでも終わらず、 このありえない現象が起こったがゆえに、二度と登場するわけのない指揮者のティーレマンが舞台に再登場したのであった。
しかも、それが二回も起こった。
いつまでもこの感動を共有したい人たちばかりであったということなのだろう。
一生のうちに一度でもこれだけの名演奏を聴く機会があったというのは、ホントに幸せなことである。

一年前に聴いたアバドの公演のような商業主義に100%染まった演奏だと、このような感動を得ることは決してできないから、金さえ払ってたくさんの一流どころの公演を聴いていさえすれば、そのような感動が得られるというものではない。

私が言っているのは、今回のような演奏を聴く機会自体がほとんどありえないということ。

ちなみに、かなり濃い“ブルオタ”が多いはずのコンサートであることは間違いないのであろうが、いわゆるアニメ・オタクのような層とはまったく違うオタクであり、チョイ悪風というかかなり洋服への気遣いをする人たちが多かったということと、コンサート自体の特別協賛はBMWだったことから(BMW Japan prresentsと銘打てる権利)、ブルックナーのこと以外についても旺盛な消費意欲を持つ層となりそうだ。

これはコンサートに居合わせないとCDだけでは得られない体験となるのであるが、このティーレマンのブルックナー5番ライヴ録音のCDは下記で聴くことができるので、興味がある方には、かなり強くおススメする次第である。

さらに追加の話を加えれば、下記CDでの演奏時間は82分34秒と、恐ろしく長い演奏となっているが、今回の公演は計測してはいなかったので正確なところはわからないが、さらにこの時間を上回ったことは間違いのないところかと思う。

要は今回のライブは指揮者が最も理解しているかと思われるが、下記CDと比べても圧倒的にすごいものがあり、その一端が演奏時間の長さにも現れているということ。

ブルックナー:交響曲第5番 ティーレマン指揮,ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団/ブルックナー:交響曲第5番

関連エントリー:ブルックナー交響曲第5番聴き比べ

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