2006/10/31 火曜日

【京都・学生アントレプレナー大賞】 『ブラッシュアップ講座・最終回』のご案内

Filed under: お知らせ — 咲本 @ 08:28:19

久しぶりに学生さん向けに講演させていただきます。

【京都・学生アントレプレナー大賞】 『ブラッシュアップ講座・最終回』のご案内

■第3回■
【日時】2006年11月17日(金) 18:30-21:00
【場所】京都商工会議所 B1セミナールーム
【テーマ】『ビジネスプランから実現へ、現実を知る』
【講師】・時計台ネット 代表 咲本勝巳氏
・株式会社テコ 塩谷愛氏
【定員】30名
【内容】
『ほんとに起業し、商いをしていくことが、自分にとっての成功といえるのか?』
ということを再度見つめてみます。現実をありのままにプロのマーケティング
コンサルタントに語っていただきながら皆さんとの意見交換なども行い、
紙の上の理想の自分を作るだけではなく、夢を叶えていく自分になるためには
何が欠かすことが出来ないかを共有したいと思います。
【参加費】無料
【お申込方法】・当会議所ホームページ
http://www.bmpj-kyoto-seminar.jp
・もしくは、以下のフォームを記入していただき、塩谷愛宛、
ai@shiokun.com
———————11月17日(金)申し込み——————-
◆お名前:
◆学校名・学部・学年:
◆メールアドレス:
◆電話番号:
————————————————————-
まで、メールでお申し込みください。

2006/10/30 月曜日

デジハリ大学院教員会議に出席

Filed under: 雑記 — 咲本 @ 02:31:28

デジハリ大学院大阪の教員会議が開催され、大阪へ出向く。

現状と今後の改善策について話し合う。

それにしても、今年度で教員を辞めさせてもらおうかという私のところに、なぜゆえゼミ希望者が集まるのだろう?

一方で専任で教員をしている方にはゼミ希望が出ていない。

赤字を埋め合わせながら東京から時間を割いて通っている私に負荷がかかり、専任者には何ら負荷がかからないというのはおかしくないだろうか?

今年度で辞めたいと言っていることも、なかなか後釜がいないという理由で却下されてしまわないのかな?
その場合は、一度はお引き受けしたことでもあるので、続けることになっても致し方ないところもあるが、それにしても、私がかねてから改善策として提示してきたところには大した手もつけられることなく、ようやくこれから手がつけていかれる「かも」という状況では話がひどすぎる。

まあ次回の大阪での講義終了後、わざわざ東京から執行役員の方が私にお会いにくるということなので、詳しいところはそこではっきりさせることにしよう。

2006/10/29 日曜日

インターネットの今後のことを思考していくと

Filed under: 雑記 — 咲本 @ 02:07:23

弊社の一部で高い関心が持たれているのは、量子物理学の最新研究動向。

インターネットが登場してわれわれの社会は大きな変貌を遂げてきている。

今後の先端技術の応用のされ方次第では、どうやら私がまだ生きている間に現在の技術が超原始的としか見えなくなるような大変貌が起こってしまいそうな兆候が見えてきている。

大変貌するとは、当然のことながら我々の生活や思考にも大きな影響を及ぼすような変化があるということ。

『WEB進化論』の著者と彼がヒイキにしているネットベンチャー社長は、そんなところへの視線を何ら感じさせないまま、単にシリコンバレーに行っているようにしか見えない。
彼らにGoogleのやろうとする一歩二歩先のことを実践していけるのだろうか?
もしやるとして、技術開発のための莫大な資金、たとえば数千億円といった額を捻出できるのだろうか?
そう考えると、彼らのレベルではちょっと無理なんだろうと考えざるをえない。

インターネットによってわれわれの時空感覚が変わった。
確実に変わっているのだが、そこまで言ってしまうと言い過ぎだということであるなら、少なくとも大きく変わりつつある。

この時空感覚が将来さらに大きく変わっていくことが、 われわれにとって明らかに害悪であるということにならない方向で考えられるのであれば、そこを大きく前進させていくことに貢献していこうと考えることは決しておかしなことではない。

その場合、技術的なところはやはり先端的物理学の研究動向に見てとれるということになる。

また、技術だけではダメで生活に及ぼすところについては、知の考古学とでもいうべき研究も必要。
これは、たとえばミシェル・セルトー『日常的実践のポイエティーク』のようなアナール学派的観点からモノが言えることはもちろんのこと、文明論、経済学、政治学のようなところからも語れる必要がある。

こんなことを書いていくと、私がキチガイにでもなったとか、場合によれば危険思想の持ち主みたいな印象を抱く人もいるのかもしれないが、もしそんな人がいたとしても頭の回路からいって私のほうから相手にしたくない人なのでどうでもよろしい(^_^;

もっと現実的なことだけを考えていたらそれでいいのでは?という人もいるかもしれないが、現実が大切なことはそのとおり。
だからそれはそれでやっていこう。

ただ、現実「だけ」が見えるか見えないかのレベルでしかなく、一歩、二歩、十歩先の見えない・語れない・そういう未来を創っていこうとしないベンチャーってショボすぎない?というか、ベンチャーでさえないのでは?ということを、私からも疑問として提示したい。

2006/10/28 土曜日

入社一ヶ月半をふりかえって

Filed under: 経営戦略 — 咲本 @ 04:08:49

ここ1ヶ月半をふりかえってみると、弊社はコアな理念は変わらないが、それ以外のところではあらゆる面で激変したなあと思う。

組織体制、経営戦略、広報戦略、営業戦略、番組方針、情報共有のあり方、社員意識、 ・・・。
具体的に膨大なリストを列挙していくこともできるが、書くのがしんどいのでやめておく(^_^;
それでもまだまだ全然変わり方が足りない。

私自身は営業部長という役割なので、肩書きからいうと上記の諸々全てを変える立場とは違うように内外ともども見えるのかもしれないが、多方面に首を突っ込まさせていただいている。
というか、そもそも内部のほとんどの人に私がそのような動きをしていることは見えにくいだろうなと思う。

あまりにわからなさすぎるのも問題が出るので、知っておいてもらったほうがよいことについては、よく理解していってもらえるように、朝礼でしゃべる枠を設定してもらった。

創業たった1年半のベンチャーにもかかわらず、不思議なことに誰もが羨ましがるような各方面のプロフェッショナルな人材が集まっているので、基本戦略と組織のやり方をうまくコンフィギュレーションしていけば、恐ろしいパワーを発揮していくことができる。

手前味噌ではあるが、社長の頭脳もぶっ飛んでいて、日本でGoogleまたはそれを上回る企業が登場する可能性があるとすれば、うちの社長をおいて今のところほかには全く考えられないだろう。
少なくとも数十年先の未来社会を予見し、佳き社会が到来するようにビジネスを通して変革を促進していこうと思考していける経営者というのは、なかなかお目にかかることが難しいはず。

ぶっ飛びすぎていて、まともな思想を持っている経済界・財界大物ほど波長が合い、驚くほど高い評価がいただける。

こんな変なベンチャーであるからこそ、今のところ私も居場所があるというところか(^_^;

2006/10/26 木曜日

『eビジネスの教科書』

Filed under: PCネット・ビジネス, 読書 — 咲本 @ 01:21:11

本日、京都に戻ると、面識は全くないにもかかわらず、文教大学の幡鎌博先生から下記書籍が送られていた。

eビジネスの教科書

まだAmazonのデータベースにも登録されていない発売ホヤホヤの本。

B2Bなども網羅したこの手の本の出版は意外と珍しい。

また機会を見つけてこのブログに感想を書こうと思う。

幡鎌先生、勉強になりそうな本を頂戴いたしましてありがとうございました!

2006/10/25 水曜日

プライベートメモ~『ケータイ研究の最前線』

Filed under: 読書, モバイル・ビジネス — 咲本 @ 02:56:04

大澤真幸:
今までの普通のコミュニケーションっていうのは、まず玄関から入って、内面にだんだん近づいて、お互い近いって感じるまでにすごい時間がかかるわけですよ。ところが、ケータイによるコミュニケーションというのは、言ってみれば常に身体に装着しているわけですね。そしていきなり、最も近いところから入ってくる、そういう感覚なんですね。(p.32-33)

電車の中でケータイを使われると腹が立つというのは、おそらく僕はそういう空間感覚の歪みみたいな事だと思うんですよ。そこだけ別の空間が露出してしまっているということの違和感と言いますか。(p.39)

室井尚:
ケータイのユーザーというのは、何にも用事のないときも手を動かして、友達にメールを打っているわけですね。これは決して生活を楽にするものでもなければ、合理的にするものでもない。純粋にこのこと自体が快感になっているんですね。(p.71)

水島久光:
ある種の秩序を前提としてリニアな情報の流れを作り出す「放送」と、それを霍乱する「通信」は、その一方で、時空間に「開かれた」もの(放送)と、当事者に閉じたもの(通信) という姿も併せ持っている。メディアの融合とは、こうした秩序化と反秩序化に対応する空間の「開かれ」と「閉じ」の相補関係の安定を解くことを意味するのだ。(p.87)

小池龍太:
コミュニケーションという営為を手のひらサイズの箱に集約することで我々の身体とも文字通り肌身離さずほとんど一体化したこのメディアに、我々がその他のあらゆるコミュニケーションを集約しつつあるということは、ケータイが「ブリコラージュのメディア」であること以上の意味がある。すなわち、人間の拡張であるメディアが人間そのものへと反転していく、そのひとつの過程として、あるいは集約点として、今日ケータイというメディアが存在しているのだということである。(p.196)

夜8時から社内呑み会開催。
その後二次会のカラオケへ。
終了後会社に立ち寄ると、まだお一人仕事中だった。
恐るべきことにも、当社の場合には終電の出る0時半付近まで普通にありうる。

フィードビジネスカンファレンスVol.5 ~Web2.0時代のビジネス現在形~

Filed under: お知らせ — 咲本 @ 02:20:42

下記イベントに当社の事業戦略企画室室長の高橋がパネラーとして登場します。
なかなか盛りだくさんで充実したイベントだなあと思います。
web2.0の技術的な側面にご興味をお持ちの方、是非参加してみてくださいね。

「フィードビジネスカンファレンスVol.5 ~Web2.0時代のビジネス現在形~ 」

第5回となるフィードビジネス・カンファレンスは、Web2.0時代に激変する新世代ネットビジネスを含め、最先端ビジネスの現状をご紹介いたします。ビジネスチャンスへとつながる多くのヒントを得られるよい機会です。是非ご参加ください。

開催概要
日  時: 2006年10月26日(木) 13:00~18:00 (12:30受付開始)
場  所: ベルサール九段 3F イベントホール
東京都千代田区九段北1-8-10 住友不動産九段ビル
交  通: 「九段下駅」徒歩3分(半蔵門線・東西線・新宿線)
「神保町駅」徒歩6分(半蔵門線・新宿線・三田線)
「飯田橋駅」徒歩7分(JR線・有楽町線・南北線・東西線・大江戸線)
「水道橋駅」徒歩8分(JR線・三田線)
参加費: 3,500円(税込)
定  員:  250名 (先着) 定員に到達次第申込み受付を終了します。
主  催:  株式会社インプレスR&D
協  賛: Feed Business Syndication
■ 主幹参加企業 サイボウズ株式会社/株式会社RSS広告社/フィードパス株式会社/サン・マイクロシステムズ株式会社/株式会社テクノラティジャパン/株式会社ルートコミュニケーションズ/有限会社グルコース/ 株式会社WEB2.0/ GMOアドネットワークス株式会社/ シックス・アパート株式会社
■ ゲスト参加企業 株式会社エル・カミノ・リアル/株式会社ネットエイジ/ アクセルマーク株式会社/株式会社フロントメディア/株式会社jig.jp

タイムテーブル
12:30 受付開始
13:00 開演
13:10~13:40 基調講演 1
13:40~14:10 基調講演 2
14:10~14:50 Techセクション パネルディスカッション
14:50~15:35 ソリューションプレゼンテーション 1
15:35~15:50 休憩
15:50~16:30 BIZセクション パネルディスカッション
16;30~17:30 ソリューションプレゼンテーション 2
17:30~18:00 質疑応答&名刺交換会

基調講演1
「FeedBurnerが提供するWEB2.0的RSS広告について ~成長するRSS市場の端緒を見る~」
講師:GMOアドネットワークス株式会社 取締役 村井説人氏

基調講演2
『コックピット型メディア ~フィードが実現するパーソナライズドポータル』
講師:日本経済新聞社 日経メディアラボ 種村 貴史 氏

Techパネルディスカッション
「モバイルインターネットを支えるテクノロジー」
【モデレータ】
サン・マイクロシステムズ株式会社 マーケティング統括本部 システムズ・マーケティング・グループ グループリーダ/専任部長  藤井 彰人氏
【パネラー】
アクセルマーク株式会社 メディア・コンテンツ事業部長 田島 満氏
株式会社フロントメディア 事業戦略企画室室長 高橋 利樹氏
株式会社jig.jp 取締役 COO 岸 周平氏

ソリューションプレゼンテーション
Feed2.0
フィードパス株式会社 COO 小川 浩氏RSSもポータビリティの時代へ!
~MNP(モバイルナンバーポータビリティ)における携帯RSSリーダー~
株式会社 エル・カミノ・リアル 代表取締役 木寺 祥友氏

フィードフォースからのご紹介
株式会社フィードフォース 代表取締役  塚田 耕司 氏

Bizパネルディスカッション2
「各社が考えるCGMのビジネスチャンスとは」
【モデレータ】
株式会社RSS広告社 代表取締役  田中 弦氏
【パネラー】
株式会社ネットエイジ 代表取締役副社長 佐藤 僚氏
株式会社WEB2.0 取締役 佐藤 匡彦氏
フォートラベル株式会社 代表取締役 津田 全泰氏

ソリューションプレゼンテーション
「glcuse2/nano」
有限会社グルコース  大向 一輝氏
「Web2.0 時代に適したサーバとは ~低電力、大容量のECOサーバのご紹介~」
サン・マイクロシステムズ株式会社 マーケティング統括本部 システムズ・マーケティング・グループ グループリーダ/専任部長 藤井 彰人氏
「テクノラティジャパンのビジネス」
株式会社テクノラティ ジャパン マーケティングマネージャー  山崎 富美 氏
「サイボウズの社内ブログとは~グループウェア企業におけるブログの位置づけ~」
サイボウズ株式会社 プロダクト本部 プロダクトマネージャー  中光 章氏

2006/10/23 月曜日

1GBのmicroSDカードを装着

Filed under: 雑記 — 咲本 @ 02:40:42

本日ワンセグで放送される「のだめカンタービレ」をAuのW43Hで録画しておこうと思い、その際必要となるmicroSDカードを急ぎ購入。

サポート対象は512MBまでだが、せっかくなのでサポート対象外ではあるが容量の大きい1GBのものにした。

恥ずかしながら初めてmicroSDカードを目にしたが、 1GBもあるのにこんなに小さいとは!
しかも数千円で手に入るとは!
安い!
microSD

メーカーによると、512MBのものでも2時間40分録画できるとのことなので、音楽とかEZチャンネルプラス番組のダウンロードを含めても、そうそう困ることにはならないはず。

2006/10/21 土曜日

モバイル系ビジネス書のレベル

Filed under: PCネット・ビジネス, モバイル・ビジネス — 咲本 @ 23:52:44

モバイル系ビジネス書をさささっと目を通してわかるのは、そのレベルの低さ。
参考になるようなところがほとんどなし。

これでは成長目覚しいモバイル・メディアそのもののレベルを下げることにもなりかねない。

購入した中で唯一読む気が起こっているのが、これ↓。

『ケータイ研究の最前線』 『ケータイ研究の最前線』

日本記号学会編集の本というだけあって、ケータイのメディア文化論を展開している。

こういうところから説き起こしていかずして、マーケティングと称しながら、すぐに陳腐化する技術の初歩を解説した域を出ない本がケータイ系ビジネス書として本屋にたくさん陳列されているようでは、迷惑きわまりない。

そもそもケータイという新しいメディアをPCと同じようなものと捉えることは愚の骨頂であって、ゆえにマクルーハンやベンヤミンのような視線でケータイを捉えたらどうなるのかとか、身体論的・記号論的・情報学的な位置づけを明らかにしていこうとすることが必要となるのだ。

広告ということでいえば、PCにおけるバナー広告・メール広告のような ・映像広告のようなものがモバイルでも存在はするが、これらはPCとは似ていようとも全く異なるものであるはずであって、その理想型を絶えず追求していき創造していかねばならない。

2006/10/20 金曜日

ルツェルン・フェスティバルin東京に行く

Filed under: (主にクラシック)音楽 — 咲本 @ 02:40:43

午前中の大阪での打ち合わせを終え、新幹線で東京に戻って午後4時。

なんやかんや仕事をして、午後7時開演のルツェルンフェスティバルin東京の会場、サントリーホールへ。

コンサート看板
サントリーホールへは、会社から徒歩で行ける距離。

ギリギリ開演前に滑り込む。

サントリーホール

演目にブルックナー交響曲第4番「ロマンティック」が入っているので、客は男性ばかりかなあと思いきや、やはり巨匠ポリーニによるブラームスのピアノ協奏曲第2番目当てがいるようで女性客も比較的多かった。

私は指揮者クラウディオ・アバドが大嫌いなのであるが、ひょっとするとアバド目的の女性客もいるのかもしれない。

なぜアバドが好きじゃないかというと、重みのあるブルックナーの曲をまるでベルディの歌劇序曲のように軽快に演奏させてしまうから。
確かにアップテンポで軽快さがあると心地よいと感じる人もいるのかもしれず、むしろそのほうが今風なのかもしれないが、そんなものは真のクラシック音楽ではない。
BGMとして適した演奏と真のクラシックとは別物なのだ。

ともあれ、前半のポリーニのピアノはさすがというしかなかった。
いぶし銀の演奏というか、華麗なテクニックを楽しむというより、構築美を味わうという感じの演奏だった。
ここにおいて、ピアノ曲である前半部もやはり女性客向けではないコンサートなのでは?と思ってしまった。
少なくともフジ子・ヘミングの演奏会に駆けつけるような人達が観客に混じっていたら、さぞ演奏にがっかりしたことだろう。
なんといっても、ほとんどの席がS席でありチケットは45,000円もするのだから。

前半が終わったあとの20分の休憩時間には、ネスレがスポンサーだけのことがあって、ホットコーヒーが無料で振舞われた。

コーヒー進呈

さて、後半はいよいよブルックナーの4番だった。
アバドの指揮にはまったく期待していなかったが、そういった意味では期待通りの演奏で、 演奏に「ため」がなく、金管楽器の張り詰めた緊張感もない。
終始、早目のテンポ設定で重い曲を軽く演奏してしまう。
時折、弦によるフレーズに極端なクレッシェンドを伴う謳わせ方を表現に取り入れるが、わざとらしく気に入らない。
もっとゆったりと音楽に浸りたいという箇所でも、なんだか忙しそうな演奏がなされる。

でも、ルツェルン祝祭管の演奏技術は間違いなく第一級のもの。
弦の音が国内オーケストラとは誰にもわかるほど違う。
フルートとオーボエも天才的にうまい。

まあそもそも、このオーケストラのサウンドを聴きにきたようなものなので、この点については満足できた。

会場のサントリーホールは初体験であったが、なかなかよいコンサートホールだと思った。
たとえば京都コンサートホールと比べてみると、せまっ苦しいホールということになるが、そこが拍手をすると割れんばかりの拍手となるし、オケの音量もちょうどいい塩梅で愉しめた。

それにしても、高額チケットなのにチケット予約の段階であっという間に売り切れにしてしまったこのコンサートの魅力はどこにあるのだろうか?

やはり世間ではアバドが人気ということなのだろうか?

もしそうだとすると、商業主義に染まりきったクラシック業界のよからぬ傾向が見えてきて、私としてはよろしくない傾向だと思ってしまう。

追記

「のだめ」最新刊に付いていたシャープペンシル(^_^;
なかなかよくできている。

のだめシャーペン

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