大学院講義「いかにマーケティングは成立するのか」
デジハリ大学院のインターネット・マーケティング講義、今回は「いかにマーケティングは成立するのか」と題して、私がいかなる思想的基盤によって思考していっているのか、その一端をお話させていただいた。
おおまかな内容としては
- マーケティングを本業にしながら、なぜ私は以前から「マーケティング」という言葉になじめず、違和感を感じ続けてきているのか?
- MarketingのMarket(市場)とは?
- 市場社会(または工業化社会、近代社会)の特殊性と非市場社会の普遍性
- 物の交換の起源が物々交換というのは大ウソ
- 「交換」より上位概念となる「交易」とは?
- 「意味」という病
- 工業化社会の価値観を問い直す
- インターネット社会というものがありうるとすれば?
- お金儲けをゴールとしない思考
- 「解を求めようとする」Plan→Do→Seeモデルから、消費体験の顧客との共創ー学習による「問題そのものの発見」モデルへ
- 「共創」パラダイムにおけるマネジャーの活動、「即興演奏」モデル
という感じ。
次回の講義がマーケティングの最終回となり、大学院生さんからの課題発表を行ってもらう予定なので、実際上は今回が私がお話できる最後ということでもあるので、ちょっと面食らうような展開だったかもしれない講義とさせていただいた。
大体、マーケティングとは限らなくても、少なくともビジネスのお話をしているはずの立場の私が、講義の参考にしている著作者の中に、カール・ポランニー、マルセル・モース、マーシャル・サーリンズ、今村仁司、柄谷行人、橋本治のような人達が入り込んできているのって、ちょっと変かもしれない(笑)
気がついたら「え〜っと、全然関係なさそうやけど、実はマーケティングの根幹に関係ある話なんですよ」と必死に断りながらしゃべっている私がいた(爆)
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