2006/02/28 火曜日

入札案件の打合せ

Filed under: 雑記, PCネット・ビジネス — 咲本 @ 01:29:46

入札した某行政のWEB制作案件について打合せと契約のために役所に出向く。

年度末という締切がすぐそこまで迫っていて時間的余裕がないわけだが、お役人の方々もリアルなイメージが持てていないようなので、こちら側からの提案を確認してもらいながらの作業となりそう。

3時間以上の打合せ時間を使って不明点が多いままだから大変といえば大変。

お役所をあとにして、この案件の制作をお願いする会社の人達との待ち合わせ場所に直行。

合流後、制作のために必要となる資料なども見てもらわないといけないので、いつもの料亭へ移動。

和傘

頼んだ懐石料理の中に、屋外での茶席に使う「野点傘(のだてがさ)」をあしらったものがあり、思わずパチリ。

料理人の遊び心が、ふとビジネスのところばかりに頭がいきそうな私を和ませてくれる。

目の前の仕事の話は早々に終わって、あとはGoogle時代の地域情報化の話で盛りあがった。

この会社の方々はまさにミクロな地域情報化に日々取り組まれており、マクロなサービスを次々と立ち上げていくGoogleとは対極的。

これからのビジネスってマクロなところはGoogleに任せていればいいとも言えるわけで、Googleの絶対に届かないミクロなところに特化するというのも、やり方次第でとっても面白くなる。

まあ、せっかくのミクロな取り組みをマクロに対応しようとする業者が多すぎるから、上すべってしまうのだろうなと思う。

この会社のように腰を据えてベタベタに取り組んでいかれている人達には、思わず応援したくなるのであった。

2006/02/27 月曜日

Google Page Creator登場後のWEB制作業者さん

Filed under: PCネット・ビジネス — 咲本 @ 00:25:24

2月23日にGoogle Page Creatorのベータ版がリリースされた。(例えばINTERNET Watchの記事

Ajaxを使ったWYSIWYG形式でのページ編集によりWEBサイトが簡単に構築できるようだ。

そういったところは、ちょうどこのブログと方式は同じ(^^;
国内既存サービスでいえば、ドリコムCMSと似ているようだ。

このサービス、あくまでもまだベータ版であるので、将来的には

  • ページテンプレート大幅増加
  • サーバー容量増加
  • ブログ構築機能
  • Google Analytics付属
  • 利用者WEB紹介スペースを持ったトップページからのWEBサイト集客機能
  • ショッピングカート機能がオプションで付属
  • オプションで独自ドメイン対応

といったことがなされるのではないかと考えられなくもない。

現在、ドリコムCMSのASPサービスが初期費用98,000円、月額4,500円〜6,500円となっていて、それほど高いとも思わないが、もしGoogleだったら大幅に機能豊富となりながらも、ひとケタ安い価格で提供することだろうと私は思う。

独自ドメインやショッピングカートが不要であれば、無料であるかもしれない。

さて、実際にGoogleがそのようなサービスを行うかどうかはともかくとして、時代が私の考えるような流れにあることは、ほぼ間違いのないところであろう。

私の使うこのブログでさえ、フリーで使えるWYSIWYG形式で編集できるブログシステムであることだけにとどまらず、ブログ以外の独自ページを編集できる機能も備えているくらいなわけだから。

これからは小規模WEBサイトについては、自社で安価で簡単にページ更新していけることをますます望むようになっていくことであろう。

ではWEB制作業者側は、どこで売上を上げていけばよいのだろうか?

現在レンタルサーバーも、データベース付きで2ギガスペースを利用できて月額1,000円未満で利用できる。

オリジナルのデザインテンプレートさえ制作すれば、あと必要なページ制作などは大して制作費用がかかるわけでもない。

ということは、ただ漫然と制作業をやっていこうとしても、全然売上が上がらないということになる。

仮に独自CMSツールを構築してサーバー代込みのサービスを提供したとしても、今後は月額5,000円程度でも高すぎる感が否めない。

一昨年あたりからこの兆候ははっきりしていたわけなのだから、今頃になって慌てたり頭が痛いと嘆いたりすることなく、WEB制作業者さんは今後の展開にあたっての、しっかりとした事業計画を立てていただきたいものだ。

2006/02/26 日曜日

KNS例会in滋賀に参加

Filed under: イベント — 咲本 @ 01:05:49

KNS(関西ネットワークシステム)例会in滋賀に参加した。
といっても日中行われた講演はヤボ用のため不参加で、夕方からの交流会に遅刻して紛れ込んだ。

KNS交流会

KNSのイベントへの参加は今回が初めてで、そういえばこの団体の中心メンバーでもある三重県大阪事務所さんのセミナー・イベントもご丁寧に毎回ご案内を郵送していただいているにもかかわらず、随分前からご無沙汰したまま。

ヴァンテアン山本氏

上の写真は日頃何かとお世話になり、 カンデジ監事でもある和歌山のヴァンテアン山本氏
思わぬ場所で久しぶりにお会いすることとなった。
和歌山県から滋賀のイベントに参加されるとは、さすがに行動力抜群!

カンデジメンバーは他に来ているのかなと思っていたら、地元滋賀の理事うちのこもん女将や最近メンバーに加わられたオフィスミズホネット山本氏も参加されていた。

ところで名刺交換も各所で活発に行われており、とても活気を感じるわけであるが、どうもこの雰囲気が苦手な私。
というと、「どちらかというとお好きなはずでは‥」と誰かに言われてしまいそうであるが、確かに3年くらい前まではそうだったかもしれない。
最も活発に動いていたのはネットバブルの頃だから6年〜7年前のことになるだろうか。

最近では引きこもり傾向があるのかどうか、この手の交流会にはほとんど顔を出さない。
私自身が講演をしたり所属団体が主催するイベントのような場合を除いて。

一時的ではあったが数年間くらい活発に交流会に参加した経験、それによって築いた人脈は今でもたいへん貴重なものとして活きているし、大事なことは重々承知してはいる。

がしかし、ここ数年の私にとっては交流会参加の時間があるくらいなら、読書時間の確保と思索するための時間、さらには美しい音楽を聴いている時間がもっともっとほしいのである。

あとは交流会の場のような新たな出会いではなく、既知の方々との濃密な交流のほうがはるかに重要。

それは新たな出会いであっても濃密な交流ができればよいわけなのであるが、やはり交流会となると、参加者のみなさんがたくさんの方々と名刺交換したいモードでいらっしゃるわけで、どうもそのモードによって場に発生する空気にしらけてしまい、誰とも交流したくなくなってしまう。

先日、ネットショップのゼミでは受講者の方々には人脈の重要性を強調していたくせに、自分のこととなると話は別(笑)
おかれた状況が個々に違うから仕方がない。

いずれにせよ、交流会終了後には速攻帰宅の途へ。

2006/02/25 土曜日

関西インターネット・ソリューション・サプライヤー・コンベンション

Filed under: お知らせ, イベント — 咲本 @ 22:46:27

私の所属団体が3月14日・15日と大阪産業創造館で「関西インターネット・ソリューション・サプライヤー・コンベンション」(KISS)を開催します。

大阪で開催とはいえ、東京でも珍しいほど「今風」ネット系イベントとして注目すべき試みとなりそうです。(実際すでに東京からも参加申込が入っているほど。)

参加されたい方は事前申込をお忘れなく!

======================================
「WEB2.0、ロボット、ウエアラブルコンピュータ」など
関西のデジタルコンテンツ分野を軸とした全く新しい「業際」展示会
“関西インターネットソリューションサプライヤーコンベンション”
を開催いたします。
======================================

関西ソーホー・デジタルコンテンツ事業協同組合と扇町インキュベー
ションプラザ・メビック扇町は、関西のインターネットやデジタルコ
ンテンツ事業者に新たな情報発信の場を提供し、また、WEB2.0、
ロボット、ウエアラブルコンピュータなどの新たな分野との出会いと
融合を目的として、“関西インターネットソリューションサプライヤ]
ーコンベンション(略称:KISS)”を3月14日(火)15日(水)の両日に大阪
産業創造館にて開催いたします。

多くの方々のご来場を心よりお待ちしています。

ただいま事前申し込み受付中 ↓
http://www.kansai-soho.or.jp/kiss/

【 名  称 】
関西インターネットソリューションサプライヤーコンベンション
(略称:KISS)

【 開催日程 】
2006年3月14日(火)・15日(水)10:00〜18:00

【 会  場 】
大阪産業創造館 3F:展示会場 4F:イベント会場
〒541-0053  大阪市中央区本町1-4-5

【 入 場 料 】
前売券 1日券:1,500円(税込)2日通し券: 2,800円(税込)
当日券 1日券:2,000円(税込)2日通し券: 3,500円(税込)

【プログラム 】
3月14日(火)主催者イベント (各セミナー定員200名)
■ 基調講演
デジタルハリウッド大学・大学院 学長 杉山知之氏
■ 特別講演 ロングテール〜新しい広告の開拓地。
グーグル株式会社 広告プラニングシニアマネージャー
高広伯彦氏
■ トークセッション
「WEB2.0時代のビジネスの創り方」
(株)WEB2.0 技術統括マネージャー 佐藤 匡彦氏
(株)ウェブシャーク 代表取締役 木村誠司氏
NAMAAN(株) 代表 益田洋成氏
宣伝ジョーズ(株) 代表取締役 藤原健吾氏
GMO VenturePartners(株)取締役 村松 竜氏
3月15日(水)
■ 「お外」で楽しむコンテンツ大賞 最終審査会&授賞式
■ 特別講演  アウトドア・コンテンツ・ライフのすすめ
「〜ウェアラブルコンピューティング、
ユビキタス時代のコンテンツがビジネスを変える〜」
神戸大学工学部教授 塚本昌彦氏
■ 特別講演 「次世代型コンテンツと新たなビジネスモデル」
(株)新産業文化創出研究所 代表取締役 廣常啓一氏
■ 特別講演 「ロボット向けコンテンツのフィールドはすでに開か
れている!」
ロボットサービスイニシアチブ

【 主  催 】
関西ソーホー・デジタルコンテンツ事業協同組合
TEL. 06-6364-6840  FAX. 06-6364-6840
E-mail: info@kansai-soho.or.jp
URL: http://www.kansai-soho.or.jp/
扇町インキュベーションプラザ・メビック扇町
TEL. 06-6316-8780 FAX. 06-6316-8781
E-mail: info@mebic.com

【 協  力 】 デジタルハリウッド大学院、日刊デジタルクリエイターズ
アクセス解析カンファレンス実行委員会
【メディア協賛】Web Designing、Internet Magazine、
Japan Internet Com、CNet Japan
【後援(予定)】近畿経済産業局 大阪市 大阪府 京都府 兵庫県
滋賀県 奈良県

【 詳細はホームページ】  http://www.kansai-soho.or.jp/kiss/

「情報通信ベンチャービジネスプラン発表会」で基調講演

Filed under: PCネット・ビジネス, 講演・講義, 経営戦略 — 咲本 @ 08:31:06

昨日は総務省の外郭団体、情報通信研究機構「情報通信ベンチャー支援センター」主催「第8回情報通信ベンチャービジネスプラン発表会」が京都商工会議所で開催され、私が基調講演を行った。

そのための講演資料を当日朝4時半から作成し始め、午後一番から始まる講演にまにあわせようと必死だった(笑)

演題は『情報通信ベンチャーの経営戦略とは?〜成功に導く条件と今後の展望〜』。

中味はというと、

  • そもそも戦略とはどのようなものかというところから始まり、
  • 私の忌み嫌うM・ポーターの基本戦略(笑)をコトラーやクリステンセンの論考を加え合わせながらさらに細分化し、
  • ベンチャーの攻めるのに有効なポイントを要素還元主義的に明確化(笑)、
  • ちらりと「ブルー・オーシャン戦略」を紹介を挿入し、
  • その後に組織論的アプローチで経営戦略を捉え直し、
  • 起業家タイプ別の組織に及ぼすマイナス影響となる「イカロスのパラドックス」をご紹介、
  • その延長線上にポーター的戦略とは対極にあるボトムアップによる戦略形成への道を紹介、
  • 最後はGoogle社の組織的取り組みを紹介しながら
  • ブログ活用によるボトムアップ&分散型戦略形成についてのツボをお話

して締めくくった。

1時間の枠でこれだけの話題をお話するのは随分つらかったわけで 、講演資料を作る前に予定していた「情報通信ベンチャー今後の展望」については、講演スタート時に時間の制約上お話できないことをあらかじめお断りした。
(念のためネタは用意していたが)

情報通信ベンチャービジネスプラン発表会

写真はベンチャーさんのプレゼンテーションの様子。
関西を中心とした5社が行った。

終了後にはイベント運営を受託されているシンクタンクの方々に誘われ新町御池の京町屋風居酒屋でお食事。

お話をお伺いしていると、やはりネットベンチャーの実情には精通していらっしゃることがよくわかり、機会がありましたら東京で再会しましょうとのことになった。

最終の新幹線に間に合わないといけないこともあり、21時頃に居酒屋を後にしてお別れした。

ふと食事会であったにもかかわらず、話に夢中となっていたためほとんど食べていなかったことに気づき、タクシーで「いつもの」料亭へ「久しぶり」に移動。

ここのところの多忙な仕事が一段落する節目として、自分自身を慰労するために(笑)懐石料理の晩飯。
う〜む美味、そして一人で来てもほっこりと落ち着ける。

夜が更けても料亭とは思えぬ繁盛ぶりのお店を日が変わる前に後にした。

2006/02/24 金曜日

ネットショップ実践塾の最終回

Filed under: PCネット・ビジネス, 講演・講義 — 咲本 @ 09:33:28

昨日は私が担当講師でネットショップ実践塾の最終回が開催された。

1回目終了時に説明と配布をした「事業計画書」をベースにして、受講生の方々に現状報告と今後の方向性について発表いただいた。

今後、事業計画書ベースにネットショップを見つめ直しながら実践していくクセをつけていってもらえれば、現状と比べての売上アップも間違いないところ。

6回を通して、ちょっとした裏ワザについても随分語られてきた。

あとは受講生の方々の今後のご成功を祈るばかり。

ゼミが終了したあと、京都商工会議所の方が予約していただいていた近所の居酒屋でささやかな懇親会をで。

おっと、本日も別件で午後から講演が控えているが、まだ講演用ファイルができていない。
ということで、日記はこのへんで。

2006/02/23 木曜日

京都の有名料亭でコンサル?

Filed under: マーケティング, 経営戦略, 食べる・呑む — 咲本 @ 06:25:33

昨日はどこかは言わないが某有名料亭で懐石料理をご馳走になった。

お箸

前回書いていたように、 クライアントさんと共に訪れ、今後のマネジメントを考える際の参考にしようとの目的からである。

だからどの料亭を訪問するかという選んだ基準は「京都で最も高級であろうお店」や「料理人の個人プレーで繁盛しているお店」といったものではない。

基準はクライアントさんの目指す方向性に合わせ、「チェーン展開してはいないが組織としてうまく経営に取り組んでいそうなお店」であった。

16畳半のお座敷に床の間、部屋の二面にお庭が見えるところで、クライアントさんと2人でお昼をよばれるという、なんとも贅沢なものだった。

この料亭は元々は仕出し屋さんからスタートしたらしい。お店の立地が少々わかりにくいところに構えられているところがその名残りか?

その後一般ウケする比較的安価な弁当(登録商標済み)が開発され、また本来の仕出し屋としてのノウハウを活かした量産体制も強みとなり、観光客誘致に成功された。

百貨店の食品売場にも進出され、知名度抜群のお弁当も販売されている。

また某全国的に有名な神社がすぐ近くにあることもあってか、結婚披露宴にも力を入れている。
女将さんに部屋を拝見させてもらったが、100名まで対応可能なお座敷とホテル風パーティルームも完備されている。

すぐ近くでは、18年前の料亭建て替えと機を合わせてオープンした「スフレ専門店」を長女が経営している。

このように少し派手な展開をしているように見えなくもないためか、地元京都での口コミ的には「有名料亭ではあるが味は昔と比べて落ちているのでは」とよく耳にする。

こういった口コミが京都で料亭を経営していくのには無視できない重要な点で、口コミであるがためにコントロールできないことが、売上に大きく響くのである。ホントに難しい。

実際、懐石をよばれてみたところ、口コミで言われているようには味に問題があるとは思えず、スタッフの対応も十分行き届いたものを感じた。

これだけのお部屋で高品質の料理とサービスを提供されているのであれば、十分満足できるし、これ以上どこを改善すればエエねん!ってな感じである。

料理人の料理の味「だけ」に店の運命が左右されるということでは、組織は永続しない。

一方ではこの料亭のように、ブランドとなる商品開発に成功したとしても、店の知名度が上がり一般観光客から大きな利益を上げることは可能ではありながら、料亭本来の評判としては必ずしもプラスに働くわけではないのである。

設備投資についても、一部の有名料亭はびっくりするほどお金を投入しているはずで、これを回収するためには、一代かけてやっとどうにかなるといった、たいへんな長期にわたってのものとなってしまう。

普通のビジネスであれば、こんな設備投資のしかたはあり得ないわけで、実際、一部の有名料亭は既に銀行の手に渡っている。

いやはや、料亭を営んでいくのにクライアントさんにとって、その模範例とすべきモデルは存在しない。

逆にそこがこれからビジネスの展開を考えていく上ではチャンスでもあり、まずはここ1年の取り組みについては、お料理を堪能させてもらいながら、おぼろげではあるが見えてきたのであった。

また、今回の経験で、ちょっとした配慮や工夫もたくさん学ばせてもらった。

写真はお座敷内のコンセント。
「蝶々」をスライドさせてコンセントを使う。

コンセント

2006/02/22 水曜日

「老舗」?がこれではダメですよ

Filed under: マーケティング, 食べる・呑む — 咲本 @ 05:32:45

なんとも疲れが溜まっているようで昨日は午後9時頃寝た。

昨日昼飯を喰ったのは、徒歩3分のところにある大正二年創業の老舗店。

入口が二カ所に分かれていて、 下の写真では手前側が団体予約客の昼食または夕方から開店する会席料理用。奥側(わかりにくいが)は鮨屋の入口。

���家

私のクライアント先に京都の料亭さんがあり、本日そのコンサルがはいっていることもあってのことなのか、なんとなく近所の店を視察したくなったのである。

ということで鮨屋のほうの入口から入った。

第一印象。
ここは場末の大衆食堂か(笑)

確かに取り扱われているメニューとしては、夏はハモ料理、冬場はカニ・フグ、定番メニューは鮨一式、スッポン、ウナギ料理、懐石料理、鍋料理、各種一品料理となっており、仕出しにも対応、10室以上ありそうな個室や宴会用の大きな座敷も備えている。

入ってすぐ、古めかしい町屋風印象とはならず、「ボロい店やなあ」と思った。
「古めかしい」というのと「ボロい」とでは大きく違う。

和風の天井材を所々修繕したのか90センチ角ほどの洋風天井材が貼り付けてある。

カウンターの椅子はまるでレトロな洋食店のように白いシーツ様生地のカバーがついたもので、鮨屋の店内に独特の違和感を醸し出している(笑)

店内奥に置かれた水槽の中はガランとしていて「アジ」が2尾泳いでいる。昨夜に大量オーダーが入ったのであろうか?

うっすら聞こえてくるBGMは、なぜだかチャイコフスキー「白鳥の湖」(笑)

カウンターの中は物だらけで雑然としており、どこかのスナック・喫茶店によく見受けられる感じ。

更にはカウンターのショーケースをよく見ると、うっすらとホコリが!

対応にきたパートのベテラン風おばちゃんにメニューの質問をしてみても「私、どれがおいしいなんて、わからへん」って、おまえが説明できずにどうするねん!

1000円のランチメニューが3種類ほどあったが、いかにも安かろう悪かろうといったメニューでありそうな気がしたので、あまり気乗りのしないまま2500円の上にぎりを注文。

仕方がないなあといった出で立ちでカウンターに板前さんが登場し、にぎってくれた。

鮨屋や魚屋は、「ニオイ」だけで食べる前からある程度のレベルがわかる。
新鮮なものばかりを取り扱っている一部の店には、魚臭さがまったくしないものである。
仮に高級品を仕入れているとしても、新鮮ではない魚がおいしいわけがない。

このお店もショーケースを開けられた際にただよったニオイで「ああ、やっぱり」とガッカリした。

出てきたのは案の定というか、いやな予感的中というか、まるでスーパーでにぎりを購入したのと変わらないような味と品目。

赤出しはどうかなとフタを開けたら、なんと合せ味噌で、魚のアラが入ってはいたが、この雰囲気から想像してしまうのは、昨夜の魚から出たゴミをぶち込んだだけというように受け取ってしまう。
アラ以外に薬味ひとつ入っているわけではないところからも、まあ当たらずといえど遠からずか。

あまりにもひどいので、そそくさと会計を済ませようとしたところ、おばちゃんは「釣り銭がいらないようだったら、ここで受け取らせてもらう」と、入口近くにあるレジに行くことも邪魔くさい模様であった。

以前このお店の料理屋側のほうには某財団の方々と訪れたことがあるのだが、その時はここまでひどいとは感じなかった。

おそらく昼間の個人向け対応はあまり儲からないので力を入れてないということでもあろう。

経営者は、力が入ってない姿をさらし続けると、常連客がつかず、悪い口コミが蔓延することを認識しているのだろうか?

残念なことに、このような飲食店がそこここに京都の老舗だと名乗って営業をしている。
旅行代理店と組んで、団体客を獲得していけば十分やっていけるということなのかもしれない。

でも地元の人間からすれば、こんなお店に二度と行くことはない。

ここよりももっと全国的に抜群の知名度を誇る高級老舗料亭でさえも、少し味が落ちると、その口コミが蔓延していく街なのだから。

本日はこのあと、某有名老舗料亭で会食する予定。

とはいえ、これは仕事として行くのであって、クライアントさんとこの店のサービスやマネジメントを参考にしながら、中期経営計画を築いていこうとの試みである。

ちなみに「参考」にするとはいっても、真似ようという意味ではなく、客観的に評価しやすい他人の店をダシにしながら、アイデア発想のヒントにするといった意味あいなのだっだ。

2006/02/20 月曜日

某地方公共団体WEB案件を指名競争入札で受託

Filed under: 雑記 — 咲本 @ 23:55:35

年度末も近い今日この頃。
某地方公共団体発注のWEB案件を指名競争入札に参加して無事契約者に選ばれた。

選ばれたのはいいものの、納期が近いのでさっさと済まさないとマズい。

どうやら3月の一ヶ月間に、ほぼ缶詰に近い状態で東京の会社をコンサルするかもしれなかった話が延期となりそうな気配なので、ちょうどよかった。
そういえば昨年にも某公共団体から入札参加のお誘いがきた。

そもそもなぜWEB制作会社ではない私のところにこのような案件が来るのか、なんとも不思議な感じ。

2006/02/19 日曜日

関西ベンチャー学会年次大会に参加

Filed under: 関西ベンチャー学会 — 咲本 @ 01:30:03

昨日は関西ベンチャー学会の第5回年次大会が追手門学院大学で開催された。

午後にしか電車に乗る機会しかない私としては珍しく朝7時代の電車に乗ることとなった。

ここのところ一日おきのペースで徹夜が続き、昨夜も深夜帰りとなったこともてつだって、疲れがつれずになんだか体がダルい。

大会会場´

ここのところしばらく理事としてのお仕事が全くできていなかったので、この日くらいは裏方で困っているところがあればお手伝いさせてもらおうと思っていたのであるが、受付をはじめとしたお手伝いメンバーが十二分の人員体制であった。

午前中冒頭に塩沢会長からのご挨拶。とりわけ今後はライブドア問題をきっかけにベンチャーのあるべき方向性についての提言を積極的に行っていくことを強調されていたことが頭に残った。

塩沢会長

そのあと、中小企業論の権威、追手門学院大学の後藤学長からのご挨拶。

続いて基調講演は、日東電工の竹本社長。

演題は「グローバルニッチトップの事業戦略」で、日東電工の経営戦略について明快に語られた。

さすがに技術開発系の会社として成長を続けられ、2005年の売上6250億円、営業利益880億円という数字を出されているだけのことはあって、事業戦略に説得力があった。

また、たくさんのニッチを集積して事業展開させていかれる、ベンチャーの事業戦略にも似た手法は、クリステンセン教授のイノベーション論とを対比していって考えていくと、非常におもしろくなりそうで、そういった意味で大いに刺激的なお話を聴くことができたのだった。

そのあとの起業家教育についてのシンポジウムは抜け出した。
お昼からスタートする「ポスターセッション 」でカンデジイベント告知の準備をするためであった。

カンデジイベント告知

ひととおりの準備を終えて、お昼休憩時間には弁当を食べながらの理事会が開催された。
これは午後に開催される総会の最終打合せを行っておくためのものである。

午後の総会とその後の学生ベンチャー・プレゼンテーションや研究発表については全て欠席し 、イベント告知をしなければいけないこともあってポスターセッション会場にいた。

お隣に出展されていたのは、(有)アクティアのAkkoさん。

あっこさん

ガン患者の化学療法による副作用を被った女性向けのバンダナを製造販売されている。
写真は塩沢会長と今田副会長に商品説明をされているところ。

その後、日経新聞で主催のベンチャーイベントの企画をご担当されている坂川さんとアッコさんとで教官室に移りコーヒーを飲みながら歓談。

午後最終のシンポジウムの時間となり3人一緒に参加した。
お題は「成功しているベンチャーの事例」。

ベンチャー・パネルディスカッション

写真は向かって左からコーディネータの大野さん@追手門学院大客員教授&ベンチャーリンク顧問、深田はん@(株)ゆめみ代表取締役:モバイル系、上田はん@(株)ガイアックス代表取締役:ゲーム系・システム系、山崎さん@(株)OSU Civil Planning代表取締役:土木系。

ゆめみとガイアックスは創業当時から比較的よく知っている。 とりわけ深田はんは以前の大学院生風若者のイメージとはすっかり変わり、赤坂でバカでかいオフィスを構えている社長ですよ、といった出で立ちとなっていた。環境が変わると見た目も変わりパリッとするものだ(^^;

内容的にはベンチャー達に事業のプレゼンや起業する意志決定についてを簡潔に話してもらいながら、いつもの熱い大野節が炸裂していた。

つまり大野さんは結構ズケズケと発言されていたので、耳の痛い大企業・公務員の方もいらっしゃったに違いない。

米倉大会委員長

写真は今年度大会の実行委員長で総合司会の米倉氏@追手門学院大教授。
ホント、お疲れのことだったと思う。

シンポジウムのプログラムが無事終了し、 一同で大学のバス2台に乗り込み、懇親会会場のホテル日航茨木大阪へ向かう。

懇親会会場

吉田@副会長&京大教授

吉田氏@副会長&京都大教授 の挨拶から始まり、後半は歌とピアノの演奏まで用意された学会の懇親会としては異色のパターンとなった。

定藤@理事&関西学院大学院教授

ちなみに写真中央部の濃いグレースーツの方は定藤氏@理事&関西学院大大学院教授,元・京都リサーチパーク。
基調講演の時には隣の席でご一緒だった。

大学院教授とは別件で光ファイバを利用した非破壊検査事業を行うベンチャー企業、ニューブリクス(株)の非常勤取締役としての活動がたいへん面白いらしい。
この懇親会に向かうバスの中で、かなり久しぶりで懐かしい増田さんと偶然再会した。彼は上場した(株)I2Cの元役員で、ITシステム系の(有)アットマーク・ソリューションの現社長だ。
イロイロと話し込むことができ、今後、関西ベンチャー学会を活用しながら、ご一緒に面白い試みをやっていけそうな感触を得た。

そのほかにも、数十人もの久しぶりの方々とお会いしすることができ、お話もさせていただいたので、疲労のたまった体にむち打って、ホント参加した価値があった。

自宅近くに戻ってきたら、既に22時をまわっていた。
でも帰宅前に疲れた体に栄養を補給しつつ舌も喜ばせようと思い、すぐ近くに最近オープンした某居酒屋に立ち寄る。

今回行くのは二度目。
一人で行っても掘りごたつ式のカウンターがあり、ほっこりできるのがよい。

かわはぎの造り

写真はかわはぎの造り(途中まで食べてしまってから撮影)
入口そばの水槽に泳いでいたので、最初に注文。

数年前、能登の民宿で食してから、すっかりかわはぎのファンとなった私が、水槽を見て注文しないわけがないのだ。
でも日本海側の町ならいざ知らず、京都でかわはぎの活け造りを食べることができるのは比較的珍しい。

きも醤油につけて食べる活けかわはぎはやはり絶品で、つくずくこれとお酒を一緒にして食べられたらいいのになあと思うのであった。

あと、太刀魚の新鮮なのが入っているということなので、そちらを注文。
これも焼き魚で食べるのがもったいないほどの美味だった。新鮮だということがよ〜くわかる。

ついでに「のれそれ」も注文。
昨日商店街の方々とお食事した居酒屋の屋号がこれ(笑)
こうしてみると酒を飲まないにもかかわらず、ほとんど酒呑みの注文の仕方かも(^^;

多少腹をふくらませるために、カキの東寺蒸しとじゃこごはんも注文。

居酒屋の割に魚が充実しているのはなぜかなあと大将に質問してみたところ、この店が3店舗目であり、 祇園に飲食店を2店舗経営されていることや板前さんも祇園で調理を行っていた方が移動してこられたことなどがわかった。

いくらカジュアルなお店といえども、祇園の料理人がアレンジすると、このようになるのだろう。

自宅近くには今までこのようなスタイルの居酒屋がなかったので、これからも重宝しそう。

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